副大臣など15人増員へ 政治主導を強化
1月11日17時5分配信 日本テレビ
鳩山首相は11日、小沢幹事長ら民主党幹部と会談し、副大臣や政務官などを新たに15人増やす方針を正式に決定し、通常国会で法案を成立させることを確認した。政府・民主党は、政治主導をより強化するため、副大臣や政務官などを15人増やすほか、首相補佐官も増員、現在は3人の官房副長官も4人に増やす方針を決めた。通常国会で法案を提出し、成立させる考え。また、首相補佐官には民間人の起用が検討されている。
民主党は、先の総選挙のマニフェストで、政府に入る国会議員を100人に増やすことを明記していたが、小沢幹事長が経験の浅い若手の登用に難色を示したことなどから、15人の増員にとどまった。法案が成立すれば、政府に入る国会議員は約90人になる。
また、小沢幹事長は、永住外国人に地方参政権を認める法案について、「日韓関係もあり、通常国会に政府として法案を提出すべきだ」と述べた。これに対し、平野官房長官は、政府内で法案作成に向けて検討を進めていることを報告した。
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最終更新:1月11日17時5分