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【スポーツ】

内山が新王者、細野は黒星 WBAダブルタイトル戦

2010年1月11日 21時21分

 6回、プーンサワット(右)のパンチがヒットし顔をゆがめる細野悟=東京ビッグサイト

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 世界ボクシング協会(WBA)のダブルタイトルマッチは11日、東京ビッグサイトで行われ、スーパーフェザー級3位で挑戦者の内山高志がチャンピオンのフアンカルロス・サルガド(メキシコ)に12回2分48秒でTKO勝ちし、世界初挑戦で王座獲得に成功した。

 スーパーバンタム級10位の細野悟は、王者プーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)に0―2(1人のジャッジは引き分け)の判定で敗れた。

 内山は左ジャブでペースをつかみ、強烈な右ストレートで強打のサルガドを追い詰めると、最終12回のラッシュで勝負を決めた。30歳の内山は14戦全勝(11KO)と無敗のまま王座に就き、日本のジムに所属する男子の世界王者は6人になった。

 細野は迫力ある打ち合いを展開したが、試合巧者の相手を攻略できず、プロ初黒星を喫し、17戦16勝(12KO)1敗になった。

(共同)
 

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