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「コーデックが必要です」、偽のコーデックサイトでマルウェア配布
検索して見つけたサイトでコーデックをインストールすると、マルウェアを呼び込んでしまうことがあるとMcAfeeが注意を喚起している。
ダウンロードした映画を見たいというユーザーの欲求に付け込み、コーデックを装ったマルウェアをダウンロードさせるサイトがあるとして、McAfeeがブログで注意を促している。
ネットからダウンロードした動画は、再生しようとすると「ファイルの一部が再生できません。コーデックが必要です」とのメッセージが表示されることがある。ネットでコーデックを検索してこの問題を解決しようとするユーザーが、悪質サイトの標的になっているとMcAfeeは指摘する。
こうしたサイトは、ユーザーが「Codec」(コーデック)などのキーワード検索をかけると表示される。一見プロフェッショナル仕様に見せかけてあり、コーデックのインストールと称して使用許諾契約書(EULA)を提示し、ユーザーをだましてマルウェアや偽のコーデックをダウンロードさせようとする。
映画を見る場合は、足りないコーデックを探すよりも、ほとんどの動画ファイルをサポートしている定番の再生ソフトを使った方がいいとMcAfeeはアドバイスしている。
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[ITmedia]
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