長崎県佐世保市の成人式で、壇上で騒ぎ係員に制止される新成人
「成人の日」前日の10日、長崎県佐世保市が開いた成人式で、最前列の席に陣取った新成人の集団約20人のうち数人が、朝長則男市長のあいさつ中に壇上に登り、手にした扇子で市長をたたこうとして係員に制止される一幕があった。職員によると、息が酒臭かったという。
長い金髪やリーゼントのこの集団は「おまえの話なんか誰も聞いとらん」「一発芸しろ」などとやじを飛ばしたため、たまりかねた市長が「社会というのは厳しいものだ。ルールを守れるようになりなさい!」と一喝。会場のほかの新成人たちから拍手が起こった。
その後、集団は「つまらんから出ようぜ」と吐き捨てて退出した。
佐世保市によると、今回のような騒ぎは初めてという。式には新成人約1500人が参加した。