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西宮神社福男一番福はチョ~天然男…大体大陸上部・南さん

西宮神社恒例の開門神事の「福男選び」で一番福になった南英俊さん(中央)はインタビュー中に大あくび(右は二番福の中居正太郎さん、左は三番福の藤本貴士さん)

 商売繁盛の神様「えべっさん」の全国総本社、西宮神社(兵庫県西宮市)で10日早朝、本殿参拝の一番乗りを競う「開門神事福男選び」が行われ、過去最多だった昨年と同様の約6000人が参加した。一番福は、大阪体育大学3年で陸上部の南英俊さん(22)。驚異的な脚力で“圧逃”したが、インタビューでは「とりあえずおしっこ行きたいッス」など、おとぼけ発言を連発。大あくびまで飛び出した。

 スタートと同時に、奇抜な服装をした身長183センチの大男がトップに躍り出た。カエルのイラストが入った緑色の半袖Tシャツと、紫色のショートスパッツ。寒風を切り裂く勇壮な走りで、後続を瞬く間に置き去りにする独走劇だった。

 午前6時。太鼓の音を合図に表大門が開くと、抽選で選ばれた第1陣の108人が、約230メートル先の本殿めがけて「走り参り」した。一番福の南さんは100メートル11秒台前半で、専門は100メートルと200メートル。昨年の西日本インカレ200メートル準決勝敗退が主な戦績という。ゴール後は盛大な「福男」コールを浴び、格闘家チェ・ホンマン似のヒーローは「ウォー!」と雄たけびを上げた。

 三番福まで3人が並んだインタビューも、南さんの独り舞台。第一声は「まあ、最高ッス」。参加した理由を「なんとなくッス。ヒマやったんで」と答えると、今一番したいことは?との問いにも「とりあえずおしっこ行きたいッス」。報道陣も参拝者もズッコケた。

 昨年は場所割り抽選に外れたため走らなかった。見事な“初出走V”だったが、この日に向けた準備についても「3日前に腹筋しました。30回ぐらい」と、まじめなのか大ボケなのか…。福男選びは鎌倉時代に起源がある神事。それでも、たる酒を持ち上げるパフォーマンス中にも大あくびするなど、天然のキャラクターが笑いを誘った。

 「陸上で活躍できたらいい。将来はオリンピック選手。ロンドン(五輪)す」と、一番福の御利益を期待した福男。その場で、TBS系生番組「みのもんたの朝ズバッ!」(月~金曜・前5時30分)へのスタジオ生出演オファーを受けたが「部活があるんすけど。考えさせてもらっていいッスか」とどこまでもマイペースだった。

(2010年1月11日10時59分  スポーツ報知)

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