世界初挑戦、細野は判定負け WBAスーパーバンタム級

12回、プーンサワット(右)に右フックを浴びる細野=東京ビッグサイト
12回、プーンサワット(右)に右フックを浴びる細野=東京ビッグサイト

 世界ボクシング協会(WBA)のダブルタイトルマッチは11日、東京ビッグサイトで行われ、スーパーバンタム級10位で挑戦者の細野悟は、チャンピオンのプーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)に0-2(1人のジャッジは引き分け)の判定で敗れ、プロ初黒星を喫した。

 世界初挑戦の細野は1回から見応えのある打ち合いを展開したが、試合巧者のチャンピオンを攻略できなかった。

 細野の戦績は17戦16勝(12KO)1敗。プーンサワットは2度目の防衛に成功し、戦績を41戦40勝(28KO)1敗とした。

 WBAスーパーフェザー級3位の内山高志は、王者のフアンカルロス・サルガド(メキシコ)に挑戦する。

(2010年1月11日)

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12回、プーンサワット(右)に右フックを浴びる細野=東京ビッグサイト
4回、プーンサワット(右)と激しく打ち合う細野=東京ビッグサイト
 6回、プーンサワット(右)のパンチがヒットし顔をゆがめる細野悟=東京ビッグサイト
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