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◆大相撲初場所初日 ○白鵬(寄り倒し)鶴竜●(10日、両国国技館) 2場所連続の優勝を狙う横綱・白鵬(24)=宮城野=が大失態の白星スタートを決めた。3年ぶりの天覧相撲となった初日の横綱土俵入りで、せり上がりを忘れてしまった。結びでは小結・鶴竜(24)=井筒=を寄り倒し連勝を25に伸ばしたが、予想外のハプニングは今後の波乱を予感させた。2場所ぶりのVを目指す横綱・朝青龍(29)=高砂=も小結の琴奨菊(25)=佐渡ケ嶽=を寄り切って快勝発進した。
白鵬が新年の初白星を冷や汗でつかんだ。過去、9戦全勝の鶴竜戦。立ち合いで得意の右四つになるが一気に巻き替えられ大ピンチ。1分19秒9の思わぬ苦戦は逆転の寄り倒しで勝ったが「緊張? そうですね。初日は違うものがあります」と苦笑いを浮かべた。
伏線はあった。横綱土俵入りの際、不知火型の最大の見せ場となる両手を広げるせり上がりを忘れてしまったのだ。前代未聞の事態に「ばれた? 2回目のしこで、しまったと思いました」。原因は今年からせり上がる前のしこを自分の足元を見ながら踏む形に変えたこと。昨年12月の冬巡業から考え、土俵入り直前にもけいこを行ったが「そこばかりに頭がいってしまった」と渋い表情。入念な準備があだとなった。
横綱昇進にしてから約2年半での初失態。横審の内館牧子委員は「両陛下がいらっしゃるからあがってたんじゃないか。それだけ日本人になったということ」とフォローにまわった。この日は3年ぶりの天覧相撲だったが、土俵入りが天皇皇后両陛下到着前だったことは、不幸中の幸いだった。それでも武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)は「そんなことがあるのか。考えられない」と苦言を呈した。
ドタバタの1日で何とか白星を手にし、昨年秋場所7日目からの連勝を25に伸ばした。「始まりが良ければ、この後もいい流れでいける」。この失態は2場所連続優勝で取り戻すしかない。
◆白鵬表彰式 〇…昨年の報知年間最優秀力士賞に選ばれた白鵬の表彰式が、中入りの取組前の土俵上で行われた。報知新聞社・岸洋人代表取締役社長が、賞状、スポーツ報知杯、賞金100万円、副賞のキヤノン・デジタルビデオカメラ「iVIS HF21」を授与。館内からは拍手が送られた。
(2010年1月11日06時01分 スポーツ報知)
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