英国美少女が日本に本格進出 ベッキー・クルーエル日本のアニメや音楽をこよなく愛し、ネット上で「かわいいにもほどがある」と人気沸騰中の英国の美少女ベッキー・クルーエル(14)が日本の芸能界に本格進出。テレビ番組収録で来日したベッキーに日本の印象や将来の夢などを聞いた。 ブレークのきっかけはネットの動画投稿サイト。アイリッシュ海に浮かぶ小さな島、マン島在住のベッキーが昨年3月ごろから日本のアニメソングなどに合わせて自身が踊る動画を公開したところ、キュートなルックスとダンスに世界中でファンが急増。現在、投稿映像の視聴総計は700万回を超えている。 「動画サイトで知り合った友達が踊っているのを見て、これだったら私でもできると思った」と振り返るベッキー。日本の歌手で大好きなのはアイドル集団「ハロー!プロジェクト」。ダンス時の衣装はネットで日本のファッションや音楽ビデオなどを参考にしているという。 来日は3度目。日本の印象を尋ねると「街がもっと混沌(こんとん)としていると思ってましたが、とても秩序があって静かで驚きました。原宿や渋谷はかわいいお店がいっぱい」。 言葉や古い文化にも興味があるそうで「片仮名はほぼ読めます」と胸を張り、一番好きな日本語は語尾に付ける「~ね」。「英語ではそんなニュアンスがないから」と少しはにかみながら話す。 昨年末はダンスを収録したDVDを発売。今年2月10日には英仏のネットアイドルたちと3人組ユニットを結成して、日本の名曲「翼をください」を日本語でカバーしたデビューシングルもリリースする。 今後は英国で学業を続けながら「もっと日本のいろいろな街で歌や踊りを披露したい。いつかアルバムも出せたら」と夢を広げるベッキー。日本の歌手には年末の紅白歌合戦出場という目標もあると伝えると「本当ですか。それも出てみたい!」と瞳を輝かせていた。 【共同通信】
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