あなたの愛を分かりはしない 21
これは男性差別とも非常に深い関係にある思想の1つだが、
要は「男性側の決定権・発言権の剥奪。または男性側のみ旧来の手法を受け入れよ」なんですよねぇ。。。
つまるところ、単純に言えば「プロポーズするのは男性」・「断るも断らないも女性の意思1つ」
でもこれが逆になれば「プロポーズをするのは女性」・「男性は有難く受け入れなさい」な物の考え方。 男性がプロポーズを断ろうものなら即座に「別れ決定」という考えが特徴的であり、ほぼデフォ設定ですね。
また、男性からプロポーズをしてもらうことを大前提に考えている場合においても、
あくまで主導権は女性。・・・してもらう立場でありながら、なぜか常に上から目線。 自分から行動を起こすのではなく、相手側から行動を起こすようにキッカケを作って持って行って、 「あなたが動いたのだから」を理由にしようとする。・・・やっていることは詐欺か悪徳商法だ。
で、特に女性関連で、この「キッカケ」に対してスルーしたり気付かなかった場合には、
「女心が分かっていない・鈍感・ワタシのキモチを理解してくれなかった」などの無理難題。 要するに「逃げ場がない・逃げる隙を与える気がない」
そりゃそうだろう。こちらの決定権なんて、そもそも認める気がないのだから、
そういう考えになる。逆に言えば、相手に行動・決定を許しているのなら、そんな手は普通は使わない。 あくまで「相手が、どう動くも自由である」と見せかけながら、でもそれは「あくまで見せかけ」
つまるところ「自分の思い通りに動いてほしい」から「駆け引き」なんてものが生まれる。
そもそも真摯に相手に認めてもらいたいのなら、ややこしい駆け引きは障害以外の何物でもない。 どちらかと言えば警戒されて然るべきなのだが、それを見せないように振舞うのだから確信的。
まぁ、他の事象では、その「見せないように振舞う」の部分に「大義名分・建前」が入るのだけどね。
どのみち、恋愛でもその手法は同じだという事だ。 率直に言えば「一方的すぎる」・「相手の意思確認というより、単なる誘導」
恋愛は基本「ミクロ対ミクロ」の付き合いだから、何とか回避する術は幾つでもあるけれど、
これがマクロ論に使われた時は非常にややこしい。声の大きい方・数の多い方が強いって建前が使えるから。 その上に「まるで正論のように聞こえる奇麗事・詭弁」をズラズラ並べられると、非常に勝ち目がない。
さらに、その世界↑に、この「男性に対する女性の扱い方」を持ってくると、
そりゃ男性差別になるだろう。なんの論理的・道義的・道徳的理由も持たない「従え・思うように動け」を マクロで吹っかける事にもなる。ミクロな恋愛社会に見られる「女性による」「男性に○○してほしい」が、 そのまま社会全体レベルに出てきた結果とも言えるかもね。諸問題においても、手法・仕様が同じだもの。
テレビで女弁護士が堂々と「女の子のウソって、可愛いものじゃないですか」とか言うくらいなのだから。
しかも法律・裁判・訴訟に関する話をしている時にですよ?周りの女性観覧客は万人一致で頷くばかり。 ちなみに、もうお分かりだと思うけど、↑このセリフって、元々の「出元」は、 主にミクロでの女性との私的な付き合いなどで、男性側に言われるセリフ(口に出さない願いも含め)ですね。
フェミの主張などを中心に書いていた時に「おかしい」って、私がまず直感的に思ったのがその点でした。
フェミが出すお題は【マクロ】なんですけど、主張の中に出てくる「男は○○して」の部分は、 あくまでミクロ・個人の付き合いで女性が男性に願う主張。。。要は「恋愛での要求」と「社会的要求」を あえてゴチャ混ぜにしているのですよね。そこが男性差別の起因・根源ともなっていて、 私がターゲットを「フェミ」から「一般女性全般」に変えていった根底ともなっています。
男の人に「○○してほしい」なんて、女の子なら大抵誰でも持っているものです。
別にミクロの付き合いなら、多少は出しても構わない。そこまで「全部やめろ!」とは言わない。 しかし問題は「それを社会論にまで持ち出してくること」。。。フェミがやっていたのはコレですね。
今では、普通に女性も「それ」を使っている・・・というか、そもそも大昔から言われている事だが、
「女性はプライベートと社会の区別が付いていない」・・・それが男性差別の原因になってるわけです。 問題はここから。↑これを何とか直せないのなら、「全部やめて」と言わざるを得ない状態になる。
「女の子らしい発言・考え方」が社会にそのまま出てくるのなら「それ自体をやめさせる」しかない。
逆に「プライベートでしか使いません。社会論は社会論で、分けて考えます」と約束してくれるのなら、 別に多少は甘く見る。でも、残念ながら女性はどう見ても「前者」を自分で好んで選んでいます。
そうなれば「一般女性の普段の考え方」から徹底的に洗い浚い叩かれる事になるでしょう。
それが現状です。それが「フェミだけじゃなく、一般女性もまとめて叩かれる最大の理由」でしょう。 社会・マクロ論に出してはいけないものを、プライベートと社会の区別も付けずに垂れ流しているのなら、 そりゃ「女性=みんなフェミニスト」と同じような状態です。女性自身がそう認めているに等しいものです。
しかし、これが広まっていくと、今度はプライベートの中での「女の子らしい発言・行動など」が、
非常に厳しい目で見られていくようにもなるでしょう。「奢る・奢らない」なんて、特にその典型例です。 私的には「当たり前・当然」という態度さえ露骨に出さなければ、別に男性が支払っても構わないのでは? とも思いますが、それをマクロに出すつもりなら話は別。「割り勘」が台頭に立ってくる事でしょう。
せめて、奢ってもらうのは「夫・彼氏・相当仲の良い異性のみだけだ」に限定・割り切りしておき、
「男性は」という大きなマクロに対しての時に物言わなければ、それはそれで継続できたのにねぇ。
ちなみに、これのマクロ解答で正しい返答というのは
「身内・恋人から奢ってもらう程度なら分かりますが、異性の誰に対してもそれを要求する姿勢は ちょっとおかしいと思います。寧ろ、身内に対しても謙虚であるくらいでも丁度良い」です。 これをキチンと言える女性って、どれくらいいますか?もちろん、社交辞令ではなく、心の底から本音で。
何のことはない。ミクロの男女の付き合いの中で女の子が甘えられる部分を、
自ら削り取っていく方向に持って行っているのは、他ならぬ女性自身ですよ? 「ミクロだけ」にしていれば、ここまで「○○する女は最悪」扱いされる事もなかったのにね。
マクロに対して「男は・女は」と、役割分担の意味(権力・義務・責任・自由の違いにおける義務)や、
実際に道義・道徳・貞操・良識・社会常識的に悪い事をしているから、という理由なども全く持たせないで、 その上で一方的に使ってしまえば、それはジェンダーフリー〜フェミニストと、やってる事は同じ。
そこから男性側からの反撃「論理的・道理的・道徳的・社会的理由を含めた、男は・女は、の括りの論」で
対処されてしまっているのが現状の男女論ですね。同じ「マクロに対して【男だから・女だから】」と言って 使っていても、こちらは許されますから。
※プライベートな「異性への我侭・願望中心」で、マクロに対して物を言っているわけじゃないから。
第一、主が男女平等論にも関わらず「男・女」の括りでプラベ思想を15年も押し付けてきたのだから、 それなりの反論・批判をされることは覚悟していただきたい。この規格・構図を作って広めたのは女性だ。
そもそも、その違いが理解できないってのが、また痛いところですが。
どちらにしても、今まで通用していたものが「あなたの愛を分かりはしない」と言われる要素に これからどんどんなっていくでしょうね。それがイヤならプライベート以外に使わなければ良い。
それを男性全体に「それが男として当たり前。。。でも男女平等も当然の権利よwww」
社会〜法廷〜国政関連の話の中にまで「男だから・女の子だから」なんて言えば、 そりゃこういう反論が生まれてくるのも道理。しかも男性の論のような「道徳〜社会常識〜貞操〜良識」などが、 女性の論の場合は全く含まれていない。意味不明な願望交じりの要求をマクロで押し付け、が中心なのだから、 男性の言っている「ソレ(男だから、女だから)」と、女性の言っている「コレ(男だから・女だから)」を 同じように見る自体も、非常に大きな反感を買ってしまう原因となるだろう。
それで痛い目を見ても完全に自業自得だし、救いようもない。
つうか、その程度も分からないのに社会に出てる時点でおかしい。 これからはプライベートでも「そういう部分を分かってる女性かどうか?」を見られることになるだろうね。 少なくとも「甘い目」では見られなくなっていく。まぁ、そういう世界を望んだのも自分達なのだから、 本当に、社会を守り続ける社会人の世界がどれだけ厳しいのか?を好きなだけ味わえば良い。
男女平等とか抜け抜けとほざいて、相手を「社会に出られるから優遇されているに決まっている!
こちらはずっと差別されていたのだ」などと勝手に決め付けて一致団結で国を巻き込んで大騒ぎして、 散々社会〜異性〜家庭〜国〜技術〜土地・建築物などなどを作り続け、そして守り続けてきてくれた相手から 一切の尊厳・感謝を取り除いて15年以上もバカにし続けて、危機感もなく適当に働いて社会人気取り、 不況になれば結婚願望復活。いまさら「いや・・・私はそんなことに賛成してた女じゃないです、 許してください。真面目にやっている人も一応は増えているはずだし・・・」などと言っても、 そんな都合の良い手の平返し・ご機嫌取りには、誰も聞く耳などもってはくれないだろう。
女性がこの15年で男性に対してやってきたことは、
人として尋常ではなく、反吐が出るくらい、余りに虫が良すぎる。 |
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