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2010年1月11日 (月)

Yuki Kajiura LIVE vol.#5 ~日本語封印スペシャルLIVE~感想(追加編)

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さぁ梶浦由記日本語封印ライブ感想追加編いくよ!(本編・セットリストはこちら)
覚えてる限りのMCとか本編に書ききれなかった感想とか雑感とかまとめて思い出した順に脈絡なくいきます。例によってネタバレ満載なので大阪公演ご参加の方はご注意を。

 

・演出系
後ろのモニターの映像がさらにレベルアップ。曲名はもとより作品名も表示。曲の雰囲気にあわせたイメージが表示されます。曲名作品名のフォントもいくつかのパターンがあって細かい。
「the image theme of Xenosga II」のときの、ドラムに合わせて文字が飛び散る映像が印象的。
たしか「Alone」からだったと思いますが、モニターがいったん上がってその後後ろの幕に直接月が映し出される演出もあり。
モニターの映像もライトも全体的にカラフルでした。

 

・MC類
最初の2曲が終わって梶浦さんの挨拶。
「今日やる曲はすべて日本語じゃない。しかもその大半は意味すらない!(客席笑)こんなマニアなライブにお越しいただいて本当にありがとうございます!」
確かに傍からすればいったいどんなライブだよって感じですか。梶ファンにはもうたまらない贅沢ライブですよ。

さらに2曲終わってMC2。本編にも書いた「voyagers」の説明。
「今日皆さんに聴いてもらえてとても嬉しいです」
んで、
「私ここからはもう曲紹介しませんから!」
ええ~!?
「後ろのモニターに表示されるんで、『これってなんて曲だっけ?』と思ってふっと上を見上げると曲名が表示されているという(笑)」
「今回は1曲終わったと思っても実はまだ終わってなかった、という罠があって、メンバーもスタッフもそれに騙されたりしてたんですが、『終わった?』と思っても上に曲名が表示されていたら、それはまだ曲の続きですから(会場笑)」
実際にその罠にかかった人間がここにいます。転調は罠です。

 

・歌姫紹介:お題『今年の抱負』
WAKANA:『大人になる』
「年齢的には大人なんですけど、行動的にも、精神的にも大人になりたいです」
梶さん「WAKANAちゃんは、(歌が)成長してていいですよ~」(両手で下から上へぱたぱた扇ぐ)

貝田さん、「YURIKO KAIDAで~す…」と言った声がもう怪しい。
「今日はごめんなさいこんなんで~…」と言いながらちょっと咳き込む。
貝田さんの番だからお約束で客席から「かわいい~!!」「かわいい~!!」と声が飛ぶと、
「もうかわいいは卒業したんで」
えええええええーーーーー!?
「だってもうそんな歳じゃないし…」
どうしたんだ貝田さん!!
梶さんが「今日は声が兄貴になってますが」
すかさず客席から「兄貴!!」「兄貴!!」
「兄貴って呼ばないで~…」
梶さん「じゃあどんな呼び名にしましょうか」
客席から「おねえさまー!!」
貝田さん「あっおねえさまいいですね~」
梶さん「じゃあ今日は『ゆり姉』ということで」
客席「ゆり姉ー!!」「ゆり姉ー!!」

ああ貝田さん面白いわぁ。

そんな貝田さんの抱負は『ギターを習って作曲をする』
おお~。
梶さん「じゃあ、次のライブ、ツインギター?(貝田さんと是永さんを交互に指しながら)」
おおおおお~~。
「そんな~是永さんとは無理ですぅ…」
梶さん「でもギターだからこそ作れる音楽ってありますよね」
貝田さん「そうなんですよ~ピアノとはまた違って」
梶さん「私も頑張ろっかなっ☆」
貝田さん「じゃあ一緒に頑張りましょう!」
ということで今年は2人でギターのようです。

KEIKO:『食わず嫌いをなくす』
梶さん「この食わず嫌いっていうのがね、意外というか」
「野菜が食べられないんですよ」
梶さん「KEIKOちゃんってさ、いつもすごい鍛えてるからプロテインと生野菜で生きてるのかと思ってたけど違うんだね」
「さすがにプロテインはないですよ~(笑)」
梶さん「アイスとかチョコとか好きだよね」
「そうなんです!でも今年は野菜も食べられるようになろうと。まずは緑の草系からいこうと思います!」
梶さん「今年は草食系になるんですね?」
「そうです!そうそくけ…そ、そうしょくけいに。そうしょくけいって言いにくい~~!!!」
今日のKEIKOと梶さん、なんだかたまにMCかんでました。
梶さん「ということで今年は(野菜で)みずみずしい歌声を聴かせてくれるKEIKOちゃんで~す」

KAORI:『運動する』
「全然運動しないんで、そろそろしないといけないんじゃないかと…」
梶さん「私が言うことじゃないけど、運動はしといたほうがいいと思う」
「すっごい体育会系に見られるんですけど…」
梶さん「体育会系だと思ってた」
「実はそうじゃないんですよ。なので電車に乗るにも一駅分自転車で移動してからにしたり、あとあんまり着てない競泳用の水着があるんで、全然泳げないんですけどね?少しでも泳げるように水泳もやろうかと」
梶さん「運動か~…私全然運動しないからなぁ」
「じゃあ一緒に頑張りましょう!」
「いやそのつもりはない!(即答)」
客席爆笑。

梶浦さん:『仕事は前倒しに』
「毎年そう思うんだけどなかなかね」とのこと。

 

・曲歌演奏系雑感いろいろ
梶浦さん「今日の曲順は、ひとつの作品の曲を並べてみました。こういうメドレーっぽいのをやってみたかったんです。でもあんまりメドレーにしちゃうと…大変なことになるから…(客席笑)」
作品メドレーに限らず、新曲ラッシュか!というところで過去のライブでやった曲をぽんと持ってきて、耳馴染みのある安心感でメリハリをつけるセットリストがニクイね。

「voyagers」のドラムかっこよす。ドコドコドコドコ。

MC明けの曲がいつも梶浦語曲だったもんだから「次の曲も、意味はありません。(笑)MCの後の曲はみんな意味がないですね」と梶さん。

「a song of storm and fire」、夏以来のライブ聴き。伊東恵里さんいないバージョンは初めて聴きましたが迫力は十分。

「everytime you kissed me」のメインはKAORI。FCイベントで披露されたものよりも艶があった気がする。
しかしエミリーの声に慣れた耳からすると、より声に色がある人の「everytime~」も聴いてみたいなぁ、なんて欲が出てきてしまったり。

「maze」後半ののKEIKOの動きがリズミカルな曲調によく合っていてかわいかった。

今野さんは歌姫ズの次に多くスポットライトを浴びていた。ソロ多し。

「Contractor」はオリジナルではバイオリンのメロディだった部分に梶浦語追加。CDだと伊東恵里さんの声が裏返ったところが色気があって好きなんで(もしかしてマニアックか)、ライブでも裏返んないかなとかちょっと思った。
高音担当歌姫ズの美声を堪能するには絶好でした。WAKANAと伊東さんの声の相性って結構良さそうかも。同系統な気がする。
とか言っときながらまさかのKEIKOメインメロディ担当部分でまたいろいろと持ってかれちゃったわけなんですが。本編でも書いたけどこっちでも書くさ。何度でも書くさ。あの時のKEIKOは最高だった。
今ライブ屈指の名場面が貝田さんマテリアライズだとしたら、こっちはその次くらいの感動ポイントでした。

その「MATERIALISE」は本編に書いた通り。冒頭のハイトーンもラストの見事なロングトーンももう貝田さんの見せ場見せ場。
でも穏やかな「secret game」も「canta per me」も良かったんですよ。
つまり要するに貝田フィーバー。

 

・フロントバンドメンバー紹介:お題同上
梶さん「彼らのプレイを見てるとやる気が出てくるんですね。仕事を前倒しにしちゃおっかなって気にさせてくれるメンバーズを紹介しましょう~」

Jr.さん:『100を切る』
梶さん「これって私何なのかと思っちゃったんですが、ゴルフだそうです。しかもこれだけじゃまだ足りなくて、『毎回』100を切る、だそうです。100って何なんだろうと…体重?とか(笑)そんなないですよね」
さらに続けて「最近スタジオでもゴルフの話する人が増えてきて、昔の漫画にあるようなサラリーマンがこう傘を逆さにして「パットが…」とか言ってるような光景が見られるようになりました。私はね、ゴルフわからないんですけど」
私もゴルフわかりません。100を切るってすごいことなのだろうか。

佐藤さん:『事故なく怪我なくストレスなく』
なんという模範回答。
「怪我なくと事故なくは注意してればいけそうだけど、『ストレスなく』ってのは難しそうだよな~…さっそく今日のリハで新年初のストレスとかけてしまったような気がしますが…」(客席笑)

今野さん:『スポーツジムに通う』
「これで、いつもエロいバイオリンを聴かせてくれる今野均が、今年はエロマッチョになるんですね」
エロマッチョは今回の個人的ツボ。
「なんか、運動する人多いですね。…私は絶対しないぞぉぉーーー!!!」
梶さんなんでそんな運動するの嫌なのwでもその気持ちはわからなくもない…

是永さん:『みんなが幸せになれるように、でも自分が幸せじゃないと人を幸せにできないから自分もみんなも幸せになれるように過ごしたい』
なんという優等生回答。
梶さん「こーいうのが女子にモテそうだよね」とぼそっと。

大平さん:『部屋を片付ける』
「この気持ちはよくわかります」と梶さん。
大平さんは引っ越してから部屋を片付けられていないのだとか。
「『最近引っ越した』って言ってたから『最近っていつ?』って聴いたら『4月に』って言ってました。4月って最近か?」
「彼の部屋にはまだ冷蔵庫もないんだそうです(ええー!?)冷蔵庫のない家に住みながら我々の音楽を支えてくれる大平佳男でーす!!」
「今年の抱負はまず冷蔵庫を、ですね」と梶さん。

 

メンバーズ、2階から見てるとみんなノリノリでした。是永さんなんかかなり頭振ってました。
演奏中ほとんど動かない真助さんとダイナミックに動く佐藤さんの違いもよくわかっておもしろいし。Jr.さんの指の動きもよく見えるし今野さんは弓くるくる振り回して客席煽ってたり。
そういえば今回是永さんの「これながっ こういちぃーー!!!」のギターソロなかったっすね。

 

・アンコール
「in the land~」終了後MC。Tシャツの話。
梶さん「日本語封印だし今回のTシャツのデザインどうしようかと思って。スタッフさんに相談したら「梶浦さぁん、梶浦語刷っちゃいましょうよぉ」、ってことで梶浦語になりました(笑)梶浦語を印刷物にしたのは初めてじゃないかな…?で、できたのを見るとやっぱなんか変…(笑)」
え~いいじゃないですか!ファンは大喜びっすよ!
「というわけでこのTシャツには、今日やった曲のうちのどれかの歌詞が書いてあります!今日やった曲のどれかは実はこのTシャツをガン見すれば一緒に歌えた!!」
曲名言うかと思ったのに言わなかった!!
そしてFictionJunctionニューシングルのおしらせ。
「本当ならアンコールの2曲目にして「それでは聴いてください!」ってなるのが美しい流れなのに!新曲は日本語なので披露できないんですね(笑)」

「open your heart」の前に梶さん、「生きていると苦しいこと悲しいこともありますけれど、それをしっかり受け止めて、難しいことですけれどね、悲しいことも苦しいことも受け止めて、その分楽しいことは思いっきり楽しんで、そういうのが大切だと思うんですよ」とお話されていました。
「open your heart」はそんな気持ちを込めて作った曲だそうです。

みんな前に集まって梶さんが再びメンバー紹介、前回はここでJr.さんが最後に「カジウラユキー」と紹介して盛り上がりましたが、今回は全員紹介されてからちょっと間が。
あれっ梶浦さんは?と客席に一瞬不安がよぎったところでWAKANAが「そして梶浦由記さん!」とご紹介。ほっとしてしまいました。ありがとうWAKANA。

これで終了…かと思いきや歌姫ズ残ってる。今野さんも残ってる。梶さんキーボード前に座ってる。
「最後と言っておきながらですが、この曲も初披露です」と前置きしつつ、
「変な話なんですが、『自分が死んだときお葬式に自分の曲を流すとしたら何にする?』といった話を作曲仲間としたんですね。自分の曲ってあんまり流したくないんだけど、自分の曲限定で何にするか考えて、選んだのがこの曲です。別れの曲です。メロディはもう素朴で、歌詞は「あなたとはもう二度と会えないけれど、あなたが私に歌ってくれたこの曲はいつまでも忘れない(みたいな感じだった気がする)」という内容です」
話の内容的にこのへんで客席がしんみりする。
「皆さんと二度とお会いしないつもりはまったくありませんが!」
客席歓喜の歓声!
「最後はたまにはしっとりと」

ということで始まった「a farewell song」。梶さんのキーボードと今野さんのバイオリンのみでしっとりと。このバイオリンがまたしんみりさせてくれるに十分な音色。
曲中モニターに歌詞が表示されました。それを見ながら歌詞をかみしめつつ歌姫ズの声をしっとりと聞いていたら知らず知らず泣きそうになってしまいました。うるうるきた。

素敵なライブでした。こんな良いライブを作ってくれた梶浦さん、歌姫ズ、フロントバンドメンバーズ、スタッフの皆様に感謝。

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