|
ここから本文エリア 西武跡地 知事ら取得先訪ね要望2010年01月07日
高知西武跡地（高知市南はりまや町１丁目）の今後をめぐり、尾��正直知事と岡��誠也・高知市長らが６日、跡地の大半を取得した不動産会社「アーク不動産」（大阪市中央区）を訪問した。パチンコ店出店の可能性が取りざたされる中、周辺の活性化への理解や歴史や文化にふさわしい施設への期待など地元の思いを伝えた。 尾��知事と岡��市長のほか、西山昌男・高知商工会議所会頭、土佐経済同友会の岡内啓明代表幹事らも同行。同社の幹部らと面会後、尾崎知事は報道陣に「県と市で跡地を含む中心街の活性化を考えていることや整合的な活用を望みたいということを伝えた」。岡崎市長は「高知の歴史と文化にふさわしい施設をと訴えた」と語った。 同社の幹部は面会の席上、「事業計画は検討中」とし、「民間の対応に限界もあるが、皆さんの思いは理解でき、できる限り協力したい」と話したという。不動産鑑定評価額の範囲内での買い取りについては「無理だ」とされたといい、面会後に尾��知事は「行政の取得は難しい」と述べた。 高知西武は０２年１２月に閉店。その後は大阪市内の開発会社がファッションビルの新築計画を進めたが、０８年に資材高騰などを理由に計画を白紙に戻すことを表明し、昨年１１月にアーク不動産が跡地の大半を取得した。
マイタウン高知
|