岡山放送局

2010年1月10日 20時47分更新

美観地区で新春かるた会


岡山県倉敷市の美観地区で新春恒例のかるた大会が開かれ、子どもからお年寄りまでがかるた遊びを楽しみました。

この大会は、かるた遊びを多くの人に楽しんでもらおうと倉敷市文化連盟が毎年開いているものです。

倉敷市の美観地区にある大原家の別邸だった新渓園で行われた大会には小学2年生から80歳以上までのかるたの愛好家およそ50人が集まり、4つの級に分かれてそれぞれトーナメント形式で優勝を目指しました。

10日は、百人一首のかるたを使って1対1でかるたを取り合う、「競技かるた」が行われ、参加者は、畳の上に取り札を並べると、はじめに15分の制限時間で、札が置かれた場所を覚えました。
そして、読み手が上の句を読み始めると下の句が書かれた札をみつけ、勢いよく手を伸ばしていました。

岡山県内では今年秋には全国規模のかるたの大会も予定され、10日参加した人の中には全国大会の出場を目指している人もいるということです。
参加した人たちは読み手の声に集中して真剣な表情で競技に取り組んでいました。