東宮職医師団の見解発表は二転三転
陛下が触れない雅子さまの病状
(AERA 2010年1月4-11日号掲載) 2010年1月7日(木)配信
雅子さま誕生の日がめぐるたび、
回復へ向けての「ご感想」が待たれる。
「一つ一つ努力を重ねてまいりました」
2009年はこうあった。
ゆるやかに回復へという向きもある。
まだ、おつらそうとの声も。
医師団の見解発表は先送りが続いた。
本当の「ご病状」を察してしまう。
横浜市青葉区と東京都町田市にまたがる、多摩丘陵の雑木林が残る「こどもの国」は、天皇、皇后両陛下のご成婚を記念して全国から寄せられたお祝い金を基金に1965年5月5日のこどもの日に開園した児童施設だ。園内にはローラー滑り台、ミニアスレチック、サイクリングコースなどがあり、牧場には牛、羊が放牧されている。
両陛下にとって思い出深いこの地に、青空が広がった12月19日、両陛下と皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と3人のお子さま、長女の黒田清子さん夫妻が集った。皇太子ご夫妻の長女愛子さまは風邪のため来園しなかったが、宮内庁の施設以外で天皇ご一家が「勢ぞろい」するのは珍しい。とりわけ静養中の雅子さまが参加することで、ロイヤルファミリーの肖像に華やかさを添えていた。
ソーラー発電で走るミニSL「太陽号」に11人全員が乗車し、5分かけて乗り心地を楽しんだ。牧場では、子牛に干し草の餌をやる秋篠宮悠仁さまの側に、“伯母”である雅子さまが寄り添う光景が見られた。
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