岡山放送局

2010年1月10日 10時31分更新

瀬戸内市で人形劇の集い


子供たちに人形劇や腹話術などを楽しんでもらおうという催しが、人形劇の盛んな岡山県瀬戸内市で開かれました。

瀬戸内市邑久町は、昭和30年から50年代にかけて世界的に活躍した人形師、竹田喜之助の出身地で、人形劇が盛んです。

市内の女性たちでつくるボランティアグループが開いた催しには、地元の子供たちや母親らおよそ50人が集まり、はじめに地元で活躍している腹話術師の女性が子どもたちと楽しく会話しながら腹話術などを披露しました。

続いて地元の主婦らのグループが、「3匹のこぶた」を人形劇で演じました。

舞台の背景や人形はいずれも布や木で手作りしたあたたかみのある物で、子どもたちは3匹のこぶたが協力してオオカミを退治する場面に真剣な表情で見入っていました。

訪れた子どもの1人は「オオカミがやっつけられる場面がとても面白かったです。また見たいです」と話していました。