琵琶湖大橋を境に二つにくびれ、北湖と南湖に区分される。四方を山に囲まれ、そこからの流入河川は数多あるが自然の排出河川は淀川一本きりなのも大きな特徴である。
琵琶湖は日本でいちばん大きな湖であり、また世界有数の古代湖でもある。
琵琶湖大橋を境に二つにくびれ、北湖と南湖に区分される。四方を山に囲まれ、そこからの流入河川は数多あるが自然の排出河川は淀川一本きりなのも大きな特徴である。
この湖のほとりには上代、都が置かれたこともある。その都を偲んだ人麻呂の「淡海の海夕浪千鳥汝が鳴けば」の万葉歌に重ねて現代の我々が見るのは、湖畔の寺で書かれた最古の小説や血腥い戦国期の戦いの数々や湖畔を往来した無数の人々の足跡でもある。琵琶湖は悠久の歴史を抱き、京阪神の水甕として今も重要な役割を果たす母なる「うみ」である。
琵琶湖のスペック
琵琶湖は滋賀県の中央部を占める湖で、面積は674平方km(淡路島とほぼ同じ)、湖周188km、深さ103m、湖面高85m(大阪城天守閣と同じ高さ)の断層湖。貯水量275億ｔ、流出するのは淀川と琵琶湖疏水のみ。集水域は面積の約６倍の3,848平方km。
流入する河川は約460本(うち一級河川121本)。
順番は大津市の瀬田川東岸から反時計回り
宮川 萱野浦 長沢川 狼川 十禅寺川 前川 新草津川 北川 伯母川 山寺川 草津川 伊佐々川 葉山川 堺川 山賀川 新守山川 杉江里中川 守山川 天神川 法竜川 新川 幸津川 野洲川 江川 家棟川 日野川 大惣川 白鳥川 八幡川 長命寺川(←西の湖) 大同川 愛知川 不飲川 室戸川 文禄川 宇曽川 安食川 江面川 犬上川 野瀬川 平田川 芹川 矢倉川 磯川 入江川 今江川 天野川 びわだ川 土川 深町川 五井戸川 長浜新川 薬師堂川 十一川 米川 大井川 相撲川 川道川 姉川 田川 中川 モロコ川 丁野木川 余呉川 余呉川西野放水路 大坪川 大川 岩熊川 大浦川 知内川 生来川 百瀬川 新保川 境川 石田川 今津川 庄垂川 天川 庄界川 波布谷川 今川 林照寺川 田井川 針江大川 南川 神奈川 安曇川北流 安曇川 金丸川 新今川 青井川 鴨川 鯰川 和田打川 小田川 瀬戸川 湯水谷川 鵜川 滝川 高橋川 大堂川 家棟川 比良川 大谷川 大川 木戸川 野離子川 八屋戸川 天川 鎌田川 喜撰川 和邇川 丹出川 真野川 天神川 御呂戸川 雄琴川 大正寺川 高橋川 足洗川 大宮川 磯成川 藤ノ木川 東南寺川 四ッ谷川 際川 柳川 不動川 熊野川 百々川 吾妻川 常世川 諸子川 堂の川 総門川 相模川 篠津川 兵田川
琵琶湖のアルバム 付属の地図の赤点は撮影場所
■ 湖面の表情
・菜の花と青い湖 今津浜 ・曇天、モノトーンの湖 磯漁港から ・冠雪の山と湖 におの浜 ・夏草越しの青い湖 松の浦 ・泥波寄せる荒天時の湖 川道 ・南湖 打出浜 ・春の野と湖 知内 ・傾く陽、輝く湖面 北小松 ・行雲 白髭神社前 ・対岸は近江八幡 八屋戸浜 ・最北の湖面 尾上漁港から ・堅田の夕照 ・蜃気楼
■ 高所から見る湖
・奥比叡ドライブウェイから琵琶湖大橋 ・仰木の棚田と湖 ・湖西道路出口から 朝日に輝く湖 ・瀬田の丘から ・西教寺墓地から 卒塔婆と湖 ・西教寺大師堂 絶妙のフレーム ・大津SAから朝の湖 ・敦賀越えの峠から ・日吉大社の木の間から ・比叡ドライブウェイから瀬田 ・比叡山頂から沖ノ島 ・彦根城から
■ さまざまな岸辺
・松林と砂浜 こどもの国前浜 ・整備された公園 におの浜 ・小川の流れ込み 鵜川 ・ヤナギの根方を洗う波頭 川道 ・葦と湖 川道 ・下坂本の砂浜 ・知内、広い野原の岸辺 ・白髭神社前の荒波 ・白砂青松 舞子浜 ・船着きのある岸 木津浜 ・今津の松林
■ 琵琶湖を観る・あそぶ
・白髭神社 湖中に立つ鳥居 ・琵琶湖ホール遠望 ・湖面にシンメトリの美、浮御堂 ・大宮人の船待ちかねつ、唐崎神社の松 ・西の湖 水郷めぐり ・湖畔の城 琵琶湖文化館 ・烏丸半島の巨大風車 ・湖周道路、ツーリング途中 ・堅田のヨット ・汀に遊ぶ子ら ・水上バイク ・ジェットスキー ・水泳場 ・船を出してのバス釣り
■ 琵琶湖と暮らし 漁と舟運
・エリ 松の浦 ・仕掛け 川道 ・エリ 八屋戸浜 ・エリ 蓬莱浜 ・出漁 下阪本 ・磯漁港 ・新唐崎 船着き ・長命寺港 ・木津浜の灯台
■ 島と岬
・高島の岬 ・海津大崎 ・葛籠尾崎 ・飯浦から竹生島と葛籠尾崎 ・多景島 ・竹生島(湖西から) ・竹生島(湖北から)
■ 湖岸はビオトープ
湿地 ・こどもの国前浜 ・金丸川河口 ・田井川河口湿地 ・矢橋帰帆島内側水路に形成された湿地
内湖 ・西の湖 ・松ノ木内湖 ・乙女ケ池
湖畔林 ・金丸川河口のヤナギ ・今津の松並木 ・養浜進む新旭浜のヤナギ ・川道 水の中に生えるヤナギ ・北比良湖岸のヤナギ