女優の森光子(89)が8日、東京・帝国劇場で主演舞台「新春 人生革命」の初日を迎えた。タッキー&翼の滝沢秀明(27)と10年ぶりに共演。昨年9月の製作発表ではジャニーズタレント十八番のフライングを熱望したが、ゴンドラに乗り込んで高さ7メートルまで上昇。ステージから客席上へ移動し、空中パフォーマンスを繰り広げた。
宙づりのままで主題歌「人生革命」を熱唱し、眼下の観客へ「明けましておめでとうございます。去年は放浪記で2000回を記録し大きな賞を頂きました。みなさんのおかげです」とあいさつ。客席からは東山紀之(43)、坂本昌行(38)、堂本光一(31)も見守った。
体力面や安全性が考慮され、ワイヤアクションでの本格的なフライングは断念。公演後の会見では「『怖いでしょ』とみんなおっしゃるけど、平気!!フライングもでんぐり返しもダメと言われたので、次に何をやればいいか考えてください」と卒寿を前に“新たな野望”を探していた。