味噌ガーナを記者が試食「相性悪くない」

　コンビニエンスストア大手のサークルＫサンクス（東京）は８日、菓子メーカーロッテの「ガーナミルクチョコレート」を調味料に使ったカップラーメン「味噌ガーナ」を２０日から限定発売すると発表した。

　発売に先立ち「味噌ガーナ」を入手、試食してみた。フタを開けると、中には板状のガーナミルクチョコが入っており、仰天。具材をめんの上にあけると、チョコの粒がいくつも出てきてさらに驚き。熱湯を注ぎ５分。フタを開け、特製味噌スープとレトルトの具を入れ、かきまぜる。板状のガーナミルクチョコを乗せ、出来上がり。チョコが溶解し、味噌ラーメンのいいにおいにまざり、甘い香りが漂う。

　あの「麺屋武蔵」も共同開発しただけあって、中太めんは生めんのような歯ごたえ。溶け出したチョコがめんにからまり「異色のコラボレーション」。少々甘さを感じるが、チョコのコクと本格的味噌のコクとの“相性”は決して悪くない。チョコは「調味料」として“隠し味”になっている印象。

　ラーメン好きの「本命」男性にバレンタインデーでプレゼントし「一口食べさせて」なんて言えば、急接近できる可能性もある。【広部玄＝独身】

　［2010年1月9日9時13分　紙面から］