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東国原氏「無投票なら5、6億円浮く」 宮崎県知事選で共産候補擁立けん制?
(2010 01/09 11:00)
 宮崎県の東国原英夫知事は8日、県庁での今年初の定例記者会見で、「仮に、次の知事選に自分か誰かが立候補して無投票で選挙がなければ、経費が5、6億円浮く。過去、どんな選挙にも候補を出している共産党さんに(候補擁立を見送るよう)期待したい」と述べた。
 財政難の中、少しでも政策予算を確保したい気持ちの表れとみられるが、共産党の候補擁立をけん制しながら、選挙への立候補を制限するような発言とも受け取られかねず論議を呼びそうだ。
 知事の任期は来年1月20日まで。県選管は年末の投票日も視野に選挙日程を決める方針。また、前回の知事選の経費は約5億4000万円だったという。
 知事自身の2期目への立候補については「まだ考えていない。この10年間、全国の知事選では告示日の2カ月から5カ月前に表明した候補がほとんどで、それが常識的だと思う」と述べた。
 共産党県委員会は「仮定の話でも民主主義の根幹をなす選挙に、財源論を持ち出すのは不見識極まりない暴論」と反発している。
 

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