昨夜、テレビで『もののけ姫』を観ました
このタイミングで放映されるのは、ドンピシャだと思いました。感動しましたね。。。
今、地球温暖化が問題になっているけれども、上映されていた当時は地球温暖化よりも環境破壊が問題視されていたように思うけれどもね。
まさに今、地球温暖化は時間の猶予がないのだから、私たち人間が改心して、個人で、企業で、国が実行しなくちゃ、地球は悲鳴をあげてしまう。。。面子や立場にこだわっている場合じゃないんだよね。。。
それぞれの立場が生かされつつ、地球が守られ、自然が守られるよう、良い方向へ進む事を願います
今日は深見東州先生の『神界からの神通力』より清水次郎長の話です
悪因縁とは最近では、仏説の深い含意より、”運がよくない原因”を総称していう場合が多い。その悪因縁を切るには除霊を受けるのが一番手っ取り早いが、他人の手によらずとも、自分自身の努力と精進で切ることができるのである。否、むしろ除霊はあくまでも一つの手段に過ぎないのであって、自分自身で切るほうが天の法則に適っているといえよう。
さて、その方法だが、仏教徒などはよく「因縁が深いから」といって、お経をあげたり何千日の行を行うことがある。しかし、そのような方法で本当に因縁が切れるのであろうか。以前、私が鑑定した人にその行を完遂した人があった。だが、実際のところを審神した結果は、いうまでもなく、前世の因縁、家代々の因縁、子孫の因縁どれひとつとして取れているものはなかった。因縁、すなわち前世、今世の悪業の総決算はお経をあげたり行を積んだり、あるいは呪文を唱えるだけで、清算されるわけがないのである。
では、まったく無意味だったかといえば、そうではない。御仏にすがり、願を発して精進をやり通した志は善であり、守護霊はちゃんとその誠を受け取っておられたのである。満行の直後、守護神の許しを受けて、より高級な守護霊に交代されていたことを付言しておく。
では、自分自身が因縁を切るのにはどうすればいいのであろうか。過去、自分自身で見事に悪因縁を切った人物がいるので、ここで、その人にまつわる話をご紹介しよう。
その人物とは山本長五郎。別名清水次郎長という。仁義に厚い大親分として歌にまで歌われているこの人物を知らない人はいないだろうが、この人こそ知る人ぞ知る、自分自身で見事に因縁を切った人物なのである。
一人の修業増が清水を訪れたときのことである。町を歩いていると、向こうから次郎長が子分を連れてやって来た。近づいてくる次郎長の顔をしげしげと見つめていたかと思うと、修業増は急に立ち止まって、次郎長に告げた。曰く、
「あなたの顔には死相があらわれている。おそらく、一年以内に死ぬであろう」
見も知らない坊さんから、突然縁起でもないことを言われた次郎長、
「何を言うかクソ坊主」
と言ったかどうかは定かではない。が、不愉快に思ったことだけは確かであろう。ところが次郎長親分、さすがは東海一の大親分と謳われただけはある。一瞬腹を立てたものの、素直にそのお告げを信じたのであった。
「そうか、寿命が近づいているのなら仕方ない。どうせ死ぬなら、世のため人のためになることをしてから死のう」
と、ご先祖からいただいた田地田畑を売り払い、地域の人々のために役立てたのである。
こうして、いつ死んでも思い残すことはない、と死期を静かに待っていた。が、お告げの一年が過ぎても死なない、二年だっても死ぬ気配すらない。それどころか、かえって前より元気になった。
「あの坊主、ウソをつきやがったな」
こう思っているとき、先の修業増が再び清水にやってきた。
「やい坊主、ウソ言っちゃいけねえ。ワシは死ぬどころか、このとおりピンピンしているぜ」
「そうですか。しかし、私はこれまで人の死期を見誤ったことはないのだが・・・・・・。あなたは私と会って半年くらいしてから、何か変わったことをしませんでしたか」
次郎長は、田畑を売り払ったことを、ありのままに伝えた。
「なるほど、それでわかった。あなたはそうやって、先祖代々の財産を全部捨てて人々に尽くし、徳を積まれたから、死相が消えたのです」
それを聞いた次郎長は、自分の行いによって天から寿命をもらったことを深く感謝し、これ以後、歴史に名を残すほどの大人物に成長していったのである。
深見東州先生の本は、たちばな出版より発行されています。素晴らしい内容のものばかりです。ぜひ、のぞいてみてくださいね
たちばな出版公式サイト⇒ http://www.tachibana-inc.co.jp/index.jsp