いよいよ入試シーズン 教育ローンは負担が少ないここで借りる
2010/1/9 10:00 正月休みがあっという間に終わって受験生たちは、いよいよ本番モードだ。ひたすら合格を願う親心だが、頭が痛いのはやっぱり入試・入学にかかるおカネ。受験費用は国公立大でも前後期受けると5万円を超え、私立大学を3校、4校となると20万円近い。めでたく合格となれば、今度は入学金・授業料など初年度納入金が追いかけてきて、国立大で約82万円、私立大だと医学部でなくても百数十万円はかかる。収入デフレの昨今、教育ローンに頼るしかないが、どこで借りれば負担が少ないのか。
借りやすくて金利が低いのは日本政策金融公庫の「教育一般貸付」である。大学・高校生1人につき300万円までの融資で、金利は2.65%と銀行などの半分だ。サラリーマンで子供が1人なら790万円、2人なら890万円、3人なら990万円までという世帯収入の制限があるが、返済期間は最長15年と長い。
「納付金、受験料、施設設備費だけでなく、下宿の敷金・家賃、教科書など、教育全般に関する費用にお使いいただけます」(国民生活事業担当)
返済負担はどんなものだろう。200万円を15年返済で借りると、毎月の返済額は1万3600円。最初の5年間は親が払うとして、残りは就職した子供に返させればいい。
労働金庫の教育ローンも使いやすい。最長10年までの融資で、団体会員なら保証料も含めて年2.4%(上限1000万円)、団体会員以外でも3.4%(同500万円)の固定金利。幼稚園から使えて、繰り上げ返済の手数料なども無料だ。銀行などの教育ローンからの借り換えにも利用できる。
「主に地方銀行ですが、この時期に教育ローンのキャンペーンを展開する銀行もあります。通常の金利より1〜1.6%ぐらい優遇されるので狙い目でしょう」(ファイナンシャルプランナー)
(日刊ゲンダイ2010年1月6日掲載)
借りやすくて金利が低いのは日本政策金融公庫の「教育一般貸付」である。大学・高校生1人につき300万円までの融資で、金利は2.65%と銀行などの半分だ。サラリーマンで子供が1人なら790万円、2人なら890万円、3人なら990万円までという世帯収入の制限があるが、返済期間は最長15年と長い。
「納付金、受験料、施設設備費だけでなく、下宿の敷金・家賃、教科書など、教育全般に関する費用にお使いいただけます」(国民生活事業担当)
返済負担はどんなものだろう。200万円を15年返済で借りると、毎月の返済額は1万3600円。最初の5年間は親が払うとして、残りは就職した子供に返させればいい。
労働金庫の教育ローンも使いやすい。最長10年までの融資で、団体会員なら保証料も含めて年2.4%(上限1000万円)、団体会員以外でも3.4%(同500万円)の固定金利。幼稚園から使えて、繰り上げ返済の手数料なども無料だ。銀行などの教育ローンからの借り換えにも利用できる。
「主に地方銀行ですが、この時期に教育ローンのキャンペーンを展開する銀行もあります。通常の金利より1〜1.6%ぐらい優遇されるので狙い目でしょう」(ファイナンシャルプランナー)
(日刊ゲンダイ2010年1月6日掲載)
2010/1/9 10:00 更新