NHKは7日、10年度後期の朝の連続テレビ小説の概要を発表した。タイトルは「てっぱん」で、9月27日から放送を始める。ヒロインはオーディションを経て決める。
広島県尾道市に暮らす18歳の女性が、ひょんなことから出自を知り、実の祖母と大阪でお好み焼き屋を始める。大阪、広島のお好み焼きのように、価値観も習慣も違う祖母と孫の世代を超えた「継承」を描いていく。
大阪を舞台としたドラマは07年の「ちりとてちん」以来。広島が舞台は「わたしは海」(78年)、尾道が舞台になるのは「うず潮」(64年)以来という。
毎日新聞 2010年1月8日 東京朝刊