2010年 1月 8日 |
|
|
坂出市の未解決殺人事件で懸賞金
|
△▼ |
坂出市の自動車整備工場で12年前、女性経営者が殺害された事件は、時効まであと3年です。事件解決のため遺族が有力な情報提供に、香川県の事件では初となる100万円の懸賞金を出すことになりました。この事件は、1997年12月26日、坂出市加茂町の自動車工場の経営者、松下菊江さん(当時65)が、工場2階で頭から血を流して倒れているのが見つかり、7日後に死亡したものです。有力な手がかりは無く3年後の2013年1月2日に時効が成立します。事件解決を求める遺族は県警を通じて犯人に結びつく有力な情報に100万円の懸賞金を出すことにしました。香川県内の事件で懸賞金が出されるのは初めてです。情報は今月12日からの1年間、香川県警本部と坂出警察署で受け付けます。
|
|
|
理科指導員がイスを引き 児童ケガ
|
▲▼ |
先月、岡山市の小学校で授業の補助などを行う男性支援員が女子児童のイスを引きケガをさせていたことが分かりました。被害届を受けた警察が傷害の疑いで調べています。問題があったのは、岡山市東区の可知小学校です。小学校によりますと先月8日、休み時間に友人と話していた女子児童がイスに座ろうとしたところ73歳の理科支援員の男性がイスを2回後ろに引いたということです。女子児童は2回目に背中をイスで擦ったうえ床に尻をつきました。女子児童は、軽傷と見られていますが、保護者からの被害届を受けた警察が傷害の疑いで調べています。理科支援員は授業を補助するため市教委が派遣していて、この男性は元教諭で去年5月から可知小学校で勤務しています。男性は「冗談のつもりでやった大変申し訳ない」と話しているということです。
|
|
|
シルバー人材センター元係長の女に実刑判決
|
▲▼ |
岡山市シルバー人材センターの金、2000万円余りを着服したとして業務上横領の罪に問われている元係長の女の裁判で、岡山地裁は、懲役3年6ヵ月の判決を言い渡しました。判決を受けたのは、岡山市シルバー人材センターの元総務係係長、山本美貴子被告(50)です。判決によりますと、山本被告は2006年4月から約1年の間に、センターの銀行口座から45回に渡り、合わせて2165万円を引き出し着服したものです。8日の判決公判で岡山地裁の磯貝祐一裁判官は「被害が多額な上、センターの社会的信用を低下させた」などとして懲役4年の求刑に対し懲役3年6ヵ月の判決を言い渡しました。弁護側は「上司の指示で金を引き出しただけ」と無罪を主張していて、即日控訴しました。
|
|
|
香川県内初の死亡事故
|
▲▼ |
8日未明、坂出市の県道で道路を歩いていた男性が乗用車と大型トラックにはねられ、死亡しました。香川県で今年初めての死亡事故です。8日午前0時ごろ坂出市江尻町の県道で、道路を歩いていた坂出市中央町の無職、宇川浩さん(70)が後ろから走ってきた乗用車にはねられ、さらに後続の大型トラックにひかれました。宇川さんは病院に運ばれましたが、全身を強く打ってまもなく死亡しました。現場は、片側2車線の見通しのよい直線道路で、宇川さんは、道路の中央付近を歩いていたということです。警察では、乗用車と大型トラックを運転していた男性から話を聴くなどして事故の原因を調べています。今年に入って香川県内での死亡事故は、これが初めてです。
|
|
|
寒バエ漁 最盛期
|
▲▽ |
甘露煮などにすると味は絶品です。冬を代表する川魚、寒バエの漁が岡山県鏡野町で最盛期を迎えました。寒バエ漁は冷え込みが厳しい冬の朝、水の流れが緩やかな場所にいる魚の群れに網を入れる漁です。特に冬場のハエは脂がのって味が良く、季節の川魚として人気があります。津山市の梅田郁男さんは50年近くに渡って川魚を獲っていてこの時期は連日、寒バエをねらいます。川下から素早く網をうち、棒で水面をたたいて魚を網に追い込みます。寒バエ漁は来月下旬まで続き、獲れた魚は鏡野町の物産館、「夢広場」などで販売されます。
|
 |