3億4000万土地購入…小沢氏秘書2人関与?
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる問題で、2004年に小沢氏から借り入れ、07年に返済された一連の資金移動に、会計責任者だった公設第1秘書大久保隆規被告(48)=公判中=が関与している疑いのあることが8日、関係者への取材で分かった。
土地購入費は約3億4000万円。小沢氏が貸し付けたとされる4億円以上の提供資金から捻出され、4億円が本人に返済されたが、04年、07年の政治資金収支報告書に該当する記載はなく、東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載)の罪で大久保被告を在宅のまま刑事処分する方向で検討している。
関係者によると、大久保被告らが秘書寮建設のため東京都世田谷区の土地を見つけ、小沢氏に報告。元私設秘書の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=が04年10月ごろ、小沢氏から簿外で現金4億円以上の提供を受けた、としている。その際、大久保被告は、石川氏から購入資金の簿外処理について詳細な報告を受けたという。
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