2010年1月8日 20時9分更新
岡山市の中学校が韓国の中学校と姉妹校の協定を結ぶことになり、8日岡山市の中学校で協定書の調印式が行われました。
岡山市南区当新田の芳田中学校は国際交流を深めようと、韓国・プチョン市のソンジュ中学校と姉妹校の協定を結ぶことになりました。
8日は、ソンジュ中学校の生徒や教員らおよそ30人が芳田中学校を訪れ、はじめに両校の校長が協定書にサインしました。
協定では教職員や生徒がお互いを訪問して交流することや、短期の体験学習やお互いの学校行事に参加することなどが盛り込まれています。
調印式で芳田中学校の松尾日出男校長が「両校のいっそうの繁栄を期待したい」と述べたのに対して、ソンジュ中学校のチェ・ボクファン校長は「互いの国際交流を深めたい」とあいさつしました。
このあと、生徒同士の交流会が開かれ、芳田中学校の吹奏楽部が、朝鮮半島に伝わる代表的な民謡の「アリラン」や、岡山ゆかりの「ももたろう」などを披露すると、韓国の生徒達から大きな拍手が贈られていました。
韓国の生徒たちは、芳田中の生徒の家にホームステイするなどして、10日まで岡山市内に滞在する予定だということです。