ソニーケミカルが「くりこま工場」閉鎖・統廃合と人員削減へ
ソニーの連結子会社で、電子部材等を製造する「ソニーケミカル・アンド・インフォメーションデバイス」は、工場の閉鎖・統廃合とそれに伴う人員の削減を明らかにしました。
それによると、宮城県栗原市の「くりこまファクトリー」で行っている磁気ヘッドの製造を終了し、規模を縮小して、「なかだ事業所」(宮城県登米市)へ集約。また、「なかだ事業所」で行っているタッチパネルの製造を、中国の子会社に移管するとのこと。
それに伴い、同事業所の従業員に対して、他事業所への配置転換や早期退職制度を実施し、人員の調整を図る見通し。
ソニーケミカルでは、需要が落ちている磁気ヘッド等の製造を縮小し、今後は太陽電池関連部材など成長分野への注力を明らかにしています。