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調査捕鯨:調査船と衝突した抗議船から矢

アディ・ギル号から海上に流出した漂流物から見つかったボウガンの矢=日本鯨類研究所提供
アディ・ギル号から海上に流出した漂流物から見つかったボウガンの矢=日本鯨類研究所提供

 日本鯨類研究所は8日、南極海で反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)の監視業務にあたっていた調査船「第2昭南丸」(712トン、小宮博幸船長)と衝突したSSの抗議船「アディ・ギル(AG)」号の漂流物から、ボウガン用の矢を回収したと発表した。

 同研究所によると、SSの抗議船「ボブ・バーカー」号がAG号をえい航しようとしていたが、日本時間の8日早朝までに断念したという。矢はAG号の漂流物を回収していた第2昭南丸が船体の一部などとともに回収した。

 同研究所は「SSは、これまでも調査船や乗組員に対して危険な化学物質を投げつけるなどの妨害活動をしていたが、ボウガン用の矢までは想定していなかった。人に対して使用されれば殺傷能力がある危険なもので驚いている」と話している。【デジタルメディア局】

2010年1月8日

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