(cache) こんにゃくゼリーで安全策 消費者庁、大きさ規制も - 47NEWS(よんななニュース)
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  • こんにゃくゼリーで安全策 消費者庁、大きさ規制も

     幼い子どもや高齢者がこんにゃくゼリーをのどに詰まらせ死亡する事故を防ぐため、消費者庁は8日、「食品SOS対応プロジェクト」で安全対策を検討することを決めた。のどに詰まりにくくするために大きさや形状、こんにゃく粉の含有量規制の可能性も含めて協議する。

     国民生活センターによると、こんにゃくゼリーによる窒息事故で1995年以降、少なくとも22人が死亡。事故防止のための法がなく、省庁間の所管から漏れる「すき間事案」だったために行政の対応が後手に回ったことが批判され、消費者庁創設の一因となった。

     こんにゃくゼリーは普通のゼリーに比べて、硬くて弾力があるため、のどに詰まりやすい。業界団体や一部メーカーはこんにゃく粉を減らして軟らかくしたり、表面に細かいひだを付けたりする改善策を実施している。また、「お子様や高齢者の方は食べないでください」との警告を商品パッケージに表示しているが、自主規制で強制力はなく、対応にはばらつきがみられるという。

      【共同通信】