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2010年1月7日(木) 19:15 |
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高松市で小学校の敷地から手榴弾
7日午前、高松市で小学校の敷地から、手榴弾や軍刀のようなものが見つかりました。 手榴弾は戦時中のもので危険はないとわかりましたが、一時、周囲は騒然となりました。 なぜこのようのものが、小学校の敷地にあったのでしょうか。
午前10時頃、高松市鶴市町の弦打小学校の正門脇の植え込みで、工事をしていた作業員が土の中から手榴弾のようなもの4個を見つけ、警察に通報しました。 現場は標識の設置工事が行われていて、手榴弾のようのものは、深さ約130センチまで地面を掘ったところで見つかりました。 学校は7日まで冬休みで児童はいませんでした。 警察が現場周辺を通行止めにした上で自衛隊が確認したところ、土の中からは手榴弾のようなもの9個と、長さ50センチの軍刀や小銃の実弾が見つかりました。 手榴弾のようなものは、太平洋戦争の末期に一般市民の訓練用に使われていたものとみられ、爆発する危険性はないということです。 近所の人の話では、戦争の終わりごろ、市民がこの小学校の付近で竹やりなどの訓練を行っており、その時の道具が地中に残っていたものとみられています。
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