伝統のジャンプ週間を兼ねたノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプを転戦し、バンクーバー冬季五輪代表入りを確実にした葛西紀明(土屋ホーム)伊東大貴(雪印)を含む日本の5選手が8日、成田着の航空機で帰国した。
5人は休む間もなく9日のHTB杯など国内での大会に出場する。葛西は「今の調子なら全部勝たないと駄目」と気合十分。伊東は「結果も大事だが、試合の中で若干の技術のずれを修正したい」と五輪に向けた調整を重視する意向だ。
ジャンプ週間で不調だった栃本翔平(雪印)竹内択(北野建設)湯本史寿(東京美装)は9、10日の試合で岡部孝信(雪印)と五輪代表の座を争う。湯本は「開き直って飛ぶ」と意気込みを語った。
(2010年1月8日)