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【格闘技】

旧戦極が吉田道場と絶縁

2010年1月8日 紙面から

 SRC(旧戦極)を主催するワールドビクトリーロード(WVR)社は7日、吉田秀彦を含めて吉田道場に所属している選手とは選手契約を結ばないことを発表した。WVRの稲村営業統括本部長は「今の状態で(吉田道場勢が)SRCのリングに上がることはない。交渉するつもりもない」と、吉田道場との絶縁を宣言した。

 引き金となったのは、吉田道場のマネジメント会社J−ロックの国保社長がSRC役員を解任されたのをきっかけに起きたお家騒動。吉田道場は2008年の旗揚げ戦からSRCを主戦場にし吉田は戦極の顔として広告塔の役目も果たしてきた。ところが、昨年大みそかに、SRCの大会がライバル興行のDynamite!!に吸収されたことが原因で、国保社長が解任され、WVRと吉田道場の関係に亀裂が入っていた。WVRとの契約が切れている吉田道場の選手はフリーの立場。国保社長は「話すことはない」とコメントを控えたが、主戦場が失われた吉田らはDREAMなどに新たな戦いの場を求めていくことになる。

 

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