本貫累計
2000年の本貫の調査結果をまとめたものである。
新羅王族
第4代昔脱解(慶州昔氏)(希少)
伽耶王族
沙梁部(高墟部)… 慶州崔氏、全州崔氏崔均系、江陵崔氏、江華崔氏
漸梁(牟梁)部(大樹部) … 慶州孫氏
本彼部(干珍部)… 慶州鄭氏
漢祇部(加利部)… 慶州羯瓠∪噂羯瓠並召遼楷咾煉羯瓩眛荏弔箸垢襦)
習比部(明活部)… 慶州薛氏(淳昌薛氏)
新羅時代中国系
水原白氏、文化柳氏/延安車氏、咸安趙氏、昌原黄氏、平澤林氏、利川徐氏、宜寧南氏(英陽金氏)、長水黄氏、延安李氏、平海黄氏、寧越嚴氏、霊山・寧越申氏、羅州丁氏、安東張氏、溫陽方氏、軍威方氏、咸平魯氏、孝令司空氏、宜寧玉氏(高句麗)、星山呂氏など
官僚系:旌善全氏、天安全氏、幸州奇氏
渤海王族:密陽大氏(きわめて希少)
武将:晋州姜氏
中国系:星州都氏
建国功臣:坡平尹氏、清州韓氏、安東權氏、仁同張氏(中国系)、平山申氏、安東金氏、南平文氏、南陽洪氏(中国系)、文化柳氏/延安車氏(中国系)、咸安趙氏(中国系)、江陵崔氏、全義李氏、陽川許氏、豊壌趙氏、善山(一善)金氏、原州元氏、星州羯瓠安東張氏(中国系)、星山李氏、永川皇甫氏(中国系)など
官僚系:極めて多い為略。
高乙那…濟州高氏
梁乙那…濟州梁氏、南原梁氏
夫乙那……濟州夫氏(希少)
日本系:金海金氏(金忠善(沙也可)系)
- 問題点 北朝鮮にしか存在しない本貫が不明。(高句麗系の希姓、北朝鮮に本貫のある少数氏族はほぼ不明なのでは無いか?)
本貫累計
順位 | 本貫名 | 由来 | 人口(適宜) |
01 | 金海金氏(駕洛) | 始祖、金首露。金官伽耶(駕洛国)王首露王の末裔(伽耶王族) | 4,124,934 |
02 | 密陽朴氏 | 新羅初代王朴赫居世の後裔、景明王の息子朴彦沈を始祖とする。新羅三王族の一(新羅王族) | 3,031,478 |
03 | 全州李氏(完山) | 始祖新羅の高官李翰李氏朝鮮王家の出自。(新羅貴族、朝鮮王族) | 2,609,890 |
04 | 慶州金氏 | 新羅王族の末裔。始祖金閼智(新羅王族) | 1,736,798 |
05 | 慶州李氏 | 始祖李謁平。新羅王推戴の時の辰韓の新羅六部の梁部の村長を子孫とするが、古朝鮮時代の中国人の末裔か?新羅貴族)註:新羅六部は、新羅建国時の慶州にあった六つの村。 | 1,424,866 |
06 | 慶州崔氏 | 始祖崔淵源。新羅六部の沙梁部の村長。新羅時代の文人。崔致遠を排出。(新羅貴族、高麗貴族) | 976,820 |
07 | 晋州姜氏 | 始祖姜以式。高句麗武将(高句麗貴族) | 976,820 |
08 | 光山金氏 | 新羅第49代・憲康王の3男。金興光を始祖。李氏朝鮮の名門両班に入る(新羅王族) | 837,008 |
09 | 坡平尹氏 | 始祖尹莘達。高麗の開国功臣(高麗貴族) | 713,947 |
10 | 清州韓氏 | 始祖韓蘭。高麗の開国功臣。箕子朝鮮の準王(最後の王)の子孫を称す。(高麗貴族) | 642,992 |
11 | 安東權氏 | 始祖、權幸。高麗建国の功臣の子孫。元の姓は金姓で新羅王族の子孫とし、高麗高祖より姓を賜ったとする。(高麗貴族) | 629,291 |
12 | 仁同張氏(安東) | 始祖張金用。高麗初めの三重大匡神虎衛上将軍。高麗王賜姓。高麗建国の功臣の子孫。高麗初期に中国から渡来?(高麗貴族) | 591,315 |
13 | 金寧金氏 | 始祖は金時興。金閼智の35世孫。敬順王5世孫(別説では8世孫)金鳳麒の四男。高麗元宗から金寧君の封君を受ける。金海金氏を名乗っていたが始祖が違うと言う理由で金寧金氏に分離。(新羅王族) | 513,015 |
14 | 平山申氏 | 始祖申崇謙。高麗の開国功臣(高麗貴族) | 496,874 |
15 | 順興安氏 | 9世紀(新羅下代)の初めの伝説に出てくる3兄弟、次男安邦傑の9世孫安子美を始祖とする | 468,827 |
16 | 東莱鄭氏 | 始祖鄭文道。安逸戸長。伝では新羅4代脱解王時に賜姓(鄭繪文)。(高麗貴族) | 442,363 |
17 | 達城徐氏(大邸) | 始祖徐上。高麗時代に代々功を上げて逹城に封じられたのを始祖とするらしい。(高麗貴族) | 429,353 |
18 | 安東金氏(旧安東) | 始祖、金叔承。新羅最後の王敬順王の四男金殷説の第二子 | 425,264 |
19 | 海州呉氏 | 高麗に宋から984年渡来した呉仁裕の末裔(高麗貴族) | 422,735 |
20 | 全州崔氏 | 始祖 崔群玉・崔均・崔純爵。4派ある。 | 392,548 |
崔群玉系 | 東州崔氏の崔俊邕の子孫。高麗時代に完山府院君に封じられ、子孫が全州に移る。(高麗貴族) | ||
崔均系 | 崔致遠の子孫。高麗の明宗時期の礼部侍郎、尚書。完山君に封じられる。光海崔氏から分離。(高麗貴族) | ||
崔純爵系 | 高麗正宗時の門下侍中。完州(現全州)に封じられる。(高麗貴族) | ||
崔阿系 | 崔純爵の7世孫。 | ||
21 | 南平文氏 | 始祖、新羅慈悲王期の文多省。南平伯に封じられるとする。(高麗建国の功臣とする資料あり。文鮮明の本貫)(新羅貴族) | 380,530 |
22 | 南陽洪氏 | 始祖高麗の功臣・洪殷悦(旧唐城洪氏。伝では善徳女王時代の唐から渡来)(高麗貴族) | 379,708 |
23 | 昌寧鳥 | 始祖偵詢供新羅丞H馬都尉太師(新羅貴族)(分派があるが総て昌寧を祖とする。) | 338,222 |
24 | 濟州高氏 | 始祖高乙那。耽羅国始祖三神の一人。1402年まで済州島を治めていた。(高麗貴族) | 325,950 |
25 | 水原白氏 | 最古の族譜がある。新羅太宗期に唐から渡来した白宇経を祖とする(高麗貴族) | 316,535 |
26 | 漢陽趙氏 | 高麗時代の趙之寿。中国からの渡来人。(趙光祖などを排出)(高麗貴族) | 307,746 |
27 | 慶州鄭氏 | 辰韓六部の村長世居地の42世孫鄭珍厚を始祖とする(新羅貴族) | 303,443 |
28 | 羅州林氏 | 始祖、林庇。高麗忠烈王期の大将軍。(高麗貴族) | 236,877 |
29 | 文化柳氏 | 始祖高麗建国の功臣。柳車達。伝中国渡来系を称す。別伝。車無一の38世で新羅の時代に反乱を起こし黄海道信川郡文化面に逃れたとき柳姓に改姓した。長男考全が延安車氏で、次男考金が儒州柳氏(文化柳氏)。(高麗貴族) | 284,083 |
30 | 密陽孫氏 | 始祖孫順。伝新羅王賜姓。新羅興徳王(9世紀)の月城君。長孫、孫翼減が凝川君(現密陽)に封じられて今の本貫になる。(新羅貴族) | 274,665 |
31 | 咸安趙氏 | 始祖趙鼎。高麗建国の功臣。大将軍。五代十国の後唐から新羅に渡来と称する。(高麗貴族) | 259,196 |
32 | 義城金氏 | 始祖は金閼智の二十八世孫、新羅末56代敬順王の第五子金錫。義城君に封じられる(新羅王族) | 253,309 |
33 | 昌原黄氏 | 始祖、黄石奇・黄忠俊・黄亮沖。伝では後漢・光武帝期の黄洛の末裔を称し、建武4年(AD28年)に新羅に渡来する。うち三男黄丙古の子孫。長男黄甲古は平海黄氏、次男、黄乙古は長水黄氏の始祖と称すがこれは疑わしい。始祖は8通りに別れるとする。高麗時代の官僚。(高麗貴族) | 252,814 |
34 | 晋州鄭氏(晋陽) | 始祖、鄭藝・鄭莊・鄭子友・鄭櫶。晋陽八鄭と呼び8派あるらしいが、ほとんど高麗時代の官僚。(高麗貴族) | 238,505 |
35 | 礪山宋氏 | 始祖宋惟翊。高麗進士。弟宋天翊は恩津宋氏始祖(高麗貴族) | 232,753 |
36 | 南原梁氏 | 始祖は梁能譲。耽羅国始祖良乙那の子孫と思われる濟州梁氏の分家。(高麗貴族) | 218,546 |
37 | 延日鄭氏(迎日) | 始祖、鄭宗殷。新羅統一の功臣。(新羅貴族) | 216,510 |
38 | 平澤林氏 | 始祖林彦修・林世春。殷の紂王の時代を比干起源と称する。その後林と改正し、唐の時代に王朝を放逐され新羅に流れ彭城(現平澤)に住み着いたが記録はない。高麗時代の官僚林世春を中始祖とする。(高麗貴族) | 210,089 |
39 | 青松沈氏 | 始祖は、沈洪孚。高麗時代の官僚だが、4世孫の李氏朝鮮建国の功臣沈徳符の子孫が青松に住み着いたのを起源とする。(名門両班) | 212,717 |
40 | 恩津宋氏 | 始祖宋大源(天翊)。礪山宋氏、始祖宋惟翊の弟(高麗貴族) | 208,816 |
41 | 金海金氏(友鹿) | 始祖、金忠善(沙也可)、文禄・慶長の役の時の日本の降将沙也可の末裔。 | 199,544 |
42 | 星州李氏(西李氏) | 始祖、新羅敬順王期の功臣李純由。高麗時代に星州に隠遁するが召し抱えられる。(高麗貴族) | 186,188 |
43 | 海州崔氏 | 始祖は崔温。高麗時代の官僚。海東孔子崔沖の父。李氏朝鮮時代の英祖の母親が居る。(高麗貴族、名門両班) | 181,840 |
44 | 江陵劉氏 | 始祖は劉承備。漢太祖劉邦を祖と称する。劉承備の9世祖の劉筌が宋から高麗文宗36年に亡命。同じ祖を持つ本貫に居昌劉氏、白川劉氏が居る為、劉承備を始祖とする。 | 178,913 |
45 | 利川徐氏 | 始祖、徐神逸。新羅52代孝恭王の時代に唐から渡来したとする。別伝で箕子朝鮮の準王の子孫とするが怪しい。京畿道利川の徐阿城に依った所から徐姓を名乗る。(高麗貴族) | 172,072 |
46 | 昌寧成氏 | 始祖は、高麗時代の中尹公成仁輔。高麗高宗期から名前があらわれる。(名門両班、高麗貴族) | 167,903 |
47 | 江陵金氏 | 始祖、金周元。金春秋5世孫。元聖王と王位を争うが王位につけず、江陵に留まったとする。(新羅王族) | 165,963 |
48 | 丹陽禹氏 | 始祖、禹玄。中国から高麗に渡来し、1014年の科挙に合格する。高麗時代には宰相を、李氏朝鮮時代には儒学者を多く出す。伝では中国禹王の子孫。(高麗貴族、名門両班) | 162,479 |
49 | 延安車氏 | 始祖、車無一の38世車建甲。伝では王→申→車と改姓したとある。高麗建国の功臣、文化柳氏の柳車達の長男考全が車姓に復姓し本貫を起こしたとある。起源は、中国黄帝(BC2704)までさかのぼるがあやしい。(新羅貴族) | 161,325 |
50 | 河東鄭氏 | 始祖、鄭道正・鄭膺・鄭遜位。6系統に別れる。高麗明宗期に武官鄭世裕が出るのが初出。(高麗貴族) | 158,396 |
51 | 廣州李氏(光州) | 始祖、李自成。新羅建国6村の族長で新羅奈勿王時代の内史令。新羅が滅んだとき新羅に忠義を守ったとし高麗王に光州に封じられる。別説では始祖、後三国時代の弓裔の子孫とする。(高麗貴族) | |
52 | 新安朱氏 | 始祖を朱潛。朱熹(朱子学の開祖)の子孫と称する。南宋の翰林学士朱潜がモンゴル侵入時に高麗に亡命(高麗貴族) | |
53 | 宜寧南氏(固白・英陽) | 始祖、唐の官吏金忠を祖とし、南敏と改名したとする。755年(新羅35代景徳王)日本に行く途中漂流し新羅に土着したとする。彼の第一子の子孫が英陽金氏。(高麗貴族) | |
54 | 長水黄氏 | 始祖、黄瓊。新羅敬順王の侍中。伝では後漢・光武帝期の黄洛の末裔を称し、建武4年(AD28年)に新羅に渡来する。うち次男、黄乙古が始祖と称すがこれは疑わしい。(新羅貴族、名門両班) | 146,575 |
55 | 延安李氏 | 始祖、李茂。唐高宗期(新羅武烈王期)の百済侵略時の唐の将軍。後に新羅に帰化したとする。(新羅貴族) | |
56 | 驪興閔氏 | 始祖、閔稱道。孔子の弟子の閔損の子孫と称する。京畿道驪州に土着し、高麗時代に官僚を出している。李氏朝鮮の王后多数を排出。(高麗貴族、名門両班) | 142,572 |
57 | 旌善全氏 | 始祖全愃。統一新羅時代に旌善君に封じられる。百済開国功臣全聶を祖とする。伝では王姓から全姓に改正。(高麗貴族) | |
58 | 江陵崔氏 | 始祖、崔必達・崔欣奉・崔文漢。慶州崔氏崔致遠の子孫で高麗成宗期の侍中崔承老の曽孫子。崔必逹は高麗建国の功臣。(高麗貴族) | |
59 | 玄風郭氏 | 始祖は、郭鏡(郭若魯)字は魯以、号は巌谷/樵臾。宋の弘農出身。1133年に高麗に渡来。苞山君に封じられ、苞山郭氏または玄風郭氏と呼ばれる。(高麗貴族) | |
60 | 潘南朴氏 | 始祖は、朴應珠。高麗高宗期の潘南県の戸長。初代新羅王朴赫居世の子孫かは不明。(高麗貴族) | |
61 | 平海黄氏 | 元始祖黄洛・一世祖黄温仁。伝では後漢・光武帝期の黄洛の末裔を称し、建武4年(AD28年)に新羅に渡来する。うち長男黄甲古の子孫と称すが疑わしい。もう一つの始祖、黄温仁は高麗の将軍(高麗貴族、名門両班) | |
62 | 韓山李氏 | 始祖、李允卿・李允佑。高麗時代に元の官僚になった李允卿系と延安李氏李茂の三世孫李允佑を始祖とする2系統がある。また中始祖を高麗末から李氏朝鮮初期の大学者牧隠李穡とする文献もある。(名門両班) | |
63 | 天安全氏 | 始祖楽。全聶は百済開国功臣。全聶16世孫の全楽を中始祖とする。(高麗貴族) | |
64 | 濟州梁氏 | 耽羅国始祖良乙那の子孫。途中で良から梁に改姓。(新羅貴族) | |
65 | 全義李氏 | 始祖、李棹。高麗建国の功臣。(高麗貴族) | |
66 | 陽川許氏 | 始祖は、後三国時代の豪族許宣文。高麗建国の功臣。一族に許浚(中人階級?)が居る。伝では金官伽耶の首露王妃の30世孫。(伽耶王族、高麗貴族) | 130,286 |
67 | 潭陽田氏 | 始祖、田得時。高麗時代(1130年産まれ)の潭陽郷吏。(高麗貴族) | |
68 | 咸陽朴氏 | 始祖は新羅54代王景明王の第三子速咸大君 朴彦信。新羅初代王朴赫居世の後裔を称す。(新羅王族) | |
69 | 咸平李氏 | 始祖、李彦。高麗太祖期の神武衛大将軍で、咸豊君に封じられる。(高麗貴族) | |
70 | 寧越嚴氏 | 始祖、嚴林義。新羅35代景徳王の中国からの渡来人を称し霊山・寧越辛氏始祖と一緒に来たとする。高麗時代の官僚。李氏朝鮮時代の武班か?(高麗貴族) | 124,697 |
71 | 晋州河氏 | 始祖河拱辰・河珍・河成。河拱辰は、11世紀初の高麗武官。1010年遼と戦い死んだ。河珍は、高麗時代の靖宗・文宗期の領議政。河成は高麗の官僚(主簿)以上3派からなる。(高麗貴族) | |
72 | 金海許氏 | 始祖許琰。金官伽耶首露王と王妃許皇玉の子の35世孫。高麗文宗時に功を立て駕洛君になる。金海金氏とは同本貫扱いとする。(他の許氏も同じ、分派に仁川李氏。)伝によれば許皇玉の10人の息子のうち2人を金姓ではなく許姓にしたと言う。(伽耶王族、高麗貴族) | |
73 | 綾城具氏 | 始祖は、具存裕。高麗の壁上三韓三重大匡検校上将軍。新安朱氏4世孫 朱潛の娘と結婚しと綾城に住まう。(高麗貴族) | |
74 | 忠州池氏 | 始祖は、池鏡(903-1003)。960年宋から高麗に渡来。6世孫が池宗海が忠州に住みこれを忠州伯に封じられる。これを貫祖とする。(高麗貴族) | |
75 | 寧川李氏 | 始祖は、李凌幹。金・元時代の高麗の功臣。霊泉府院君に封じられる。(高麗貴族) | |
76 | 高霊申氏 | 始祖、高麗期の文官申成用。高霊に居住した新羅の士の末裔を称する。(新羅貴族、高麗貴族) | 116,966 |
77 | 陜川李氏 | 始祖は、李開。新羅末期の官僚。江陽君(陜川)に封ぜられ。高麗時代に入ると仕官を拒み嘉樹県長から戸長に降格された。新羅建国6村の閼川陽山村の村長、李謁平(慶州李氏)の子孫とする。 | |
78 | 豊壌趙氏 | 始祖は、高麗建国の功臣 趙孟(巌)。元の名を趙巌と言うが、建国の功で孟の名を下賜される。高麗・李氏朝鮮に王妃を多出の名門。(高麗貴族) | |
79 | 杞渓兪氏 | 始祖は、新羅時代の高官兪三宰。高麗時代に子孫兪義臣が仕官を拒むと杞渓県の戸長に移されそこを本貫とした。(新羅貴族) | 113,430 |
80 | 善山(一善)金氏 | 始祖は、金宣弓(順忠公)。新羅第46代文聖王の8世孫。金閼智の30世孫。高麗建国の功臣。(新羅王族、高麗貴族) | |
81 | 原州元氏 | 始祖、元克猷、元鏡、元益謙。いずれも高麗建国の功臣。(高麗貴族) | 109,505 |
82 | 羅州羅氏 | 始祖、羅富。中国豫章から高麗に渡来し、正義大夫、監門衛上将軍を歴任し、羅州に住む。別伝では唐太宗の時の戦乱を避けて渡来し、羅州に住んだ。高麗成宗の時に羅州を本貫にした。 | 108,139 |
83 | 豊川任氏 | 始祖、任温。中国紹興府慈渓県の人。1275年忠烈王妃(元の皇族女子)が入妃するに伴って渡来。(高麗貴族) | 99,986 |
84 | 驪陽陳氏 | 始祖、陳寵厚。高麗時代の官僚。宋徽宗期の渡来人、陳を祖とする。(高麗貴族) | |
85 | 清風金氏 | 始祖、金大猷。新羅敬順王第四氏金殷設の18世孫。高麗時代に門下侍中になり、清城府院君(現清風)に封ぜられ、ここを本貫にする。(新羅王族、高麗貴族) | |
86 | 草溪鄭氏 | 始祖、鄭倍傑。高麗顕宗8年文科に主席合格した高官。(高麗貴族) | 93,586 |
87 | 順天朴氏 | 始祖は、朴英規。新羅54代景明王第七子江南大君朴彦智の息子。新羅初代王朴赫居世の後裔を称す。(新羅王族) | |
88 | 碧珍李氏 | 始祖、李チョン言。高麗の建国の功臣。三重大匡開国元勳碧珍将軍。伝碧珍伽耶の出身。(高麗貴族) | |
89 | 星州羯(星山) | 始祖、羂冥咫9睥鏃国功臣。別説で裴天龍を始祖とする。裴とも書く。新羅建国の功臣羌逝砲鯀弔箸垢訝羚颪ら新羅に流れてきた渡来系か?高麗建国の功臣裴玄慶の五代孫の裴元龍を金海羯瓩了倭帖弟、裴天龍を星州羯瓩了倭帖∬蟇世鬚大邱羯瓠∬蠍淮兇魘蹴羯瓠6盂羯瓩諒派に昆陽羯瓩箸垢襦(高麗貴族) | |
90 | 羅州丁氏 | 始祖、丁徳盛。唐文宗時代の官僚で、853年に新羅に流れ着く。霊光・昌原・羅州・義城丁氏は総て同祖とする。(新羅貴族) | |
91 | 固城李氏 | 始祖李璜、高麗期1093年契丹討伐の功で鉄嶺君(固城の別名)に封じられる。漢文帝の侍中李槃の24世孫を称す。(高麗貴族) | |
92 | 安東張氏 | 始祖張貞弼は、888年中国浙江省産まれ。唐の大司馬将軍張源の息子。張源は家族と共に892年、新羅に亡命。張貞弼は18になると中国に行き、24で科挙に合格するが、辞退して新羅に戻ってくる。新羅の高官となるも辞職して、弟子に学問を教えていたと伝えられている。930年、高麗建国に功を立て安東に封じられ、安東を本貫にする。(新羅貴族) | |
93 | 延安金氏 | 始祖金暹漢は金閼智の子孫で、高麗の四門博士。(新羅王族、高麗貴族) | |
94 | 三陟金氏 | 始祖金渭翁は、順敬王の八男の息子。高麗の左丞相に至って三陟君に封じられた。(新羅王族、高麗貴族) | |
95 | 務安朴氏 | 始祖朴進昇は、新羅54代景明王第六子の子孫。新羅初代王朴赫居世の後裔を称す。高麗時代の国子祭酒につく。(新羅王族) | |
96 | 慶州孫氏 | 始祖は新羅の孫順。古朝鮮より新羅に流れ牟梁部に住み着いた氏族とする説あり。経歴がはっきりする孫敬源を始祖とする場合がある。(新羅貴族) | |
97 | 星山李氏 | 始祖、高麗建国の功臣星山君李能一。新羅本彼県(京山?現星州)の豪族。(高麗貴族) | |
98 | 潁陽千氏 | 始祖、チャンアム(漢字不明)、中始祖千万里は、明末期の文官。文禄・慶長の役の時の援軍としてやってきてそのまま朝鮮に留まった。 | |
99 | 曲阜孔氏 | 始祖、孔紹。中国山東省曲阜を本貫とする。孔子53世孫の第二子。元から高麗に渡来して住み着いた。(高麗貴族) | |
100 | 盆城羯 | 始祖、羝砧供9睥鏘学床Δ療垳疑磧K濔觀に封じられた。金海羯瓩らの分家。時代から言えば李氏朝鮮建国の功臣か?(名門両班) | |
** | 溫陽方氏 | 始祖方智。中国炎帝神農氏13世の時に方姓を受けその134世孫。669年唐から新羅に渡来、溫水(溫陽)に定住する。(新羅貴族) | |
** | 晋州柳氏 | 始祖柳挺。晋康府院君に封じられた。(時代不明)文化柳氏の分家とする説あり。(高麗貴族) | |
** | 高興柳氏 | 始祖柳英。新羅の豪族出身で、高麗の功臣(高麗貴族) | |
** | 慶州羯 | 始祖羝七帖9睥鏗国四功臣の一。新羅建国6村の金山加利村の村長を祖とするが、高麗までの経歴は不明。(高麗貴族) | |
** | 槐山皮氏 | 始祖皮慶庭。元から高麗恭愍王時に亡命。(高麗貴族) | |
** | 光山卓氏 | 始祖卓之葉。高麗宣宗期の太師。光山君に封じられる。(高麗貴族) | |
** | 永川崔氏(永陽) | 始祖崔漢。高麗明宗期に燃山府院君(永川)に封じられる。(高麗貴族) | |
** | 海州鄭氏 | 始祖鄭肅。高麗神宗期の典法正郎。高麗末から朝鮮初にかけて高官をだしている。(高麗貴族) | 35,434 |
** | 清州鄭氏(西原) | 新羅時代の清州の豪族と称するが、始祖は、高麗中郎将鄭克卿とする。(高麗貴族) | |
** | 竹山全氏 | 始祖、旌善君(旌善全氏の始祖)の21世、全間。13世紀、竹山君に封じられる(高麗貴族) | |
** | 河濱李氏 | 始祖、李居玉。高麗明宗期の礼部尚書。河濱君に封じられる。(高麗貴族) | |
** | 永川李氏 | 高麗時代の嶺同正を始祖にするものと永陽君李大栄を始祖にするものがある。(高麗貴族) | |
** | 徳山李氏 | 始祖、高麗明宗期の忠南礼山郡徳山面の徳豊戸長を李存述。次代李彦厚が検校大将軍になる。(高麗貴族) | |
** | 廣平李氏 | 12世紀の高麗、司宰同正李茂材(高麗貴族) | |
** | 京山李氏 | 始祖李徳富。高麗毅宗期に京山に居住。新羅神聖王の外孫と称す。星山もしくは星州李氏とも言うが別祖同貫が居るため改称。(高麗貴族) | |
** | 昌原兪氏 | 始祖高麗末正順大夫宝文閣直提学の兪渉(高麗貴族、朝鮮両班) | |
** | 木川于氏 | 始祖は、大伽耶の侍中于勒と称する。(高麗貴族) | |
** | 星山呂氏 | 始祖は、呂御梅。黄巣の乱(9世紀末)の時に中国唐(山東省)から渡来。(高麗貴族) | |
** | 冶城宋氏 | 始祖は、宋孟英。高麗穆宗期の諫議大夫杏議。冶城君に封じられる。(高麗貴族) | |
** | 忠州石氏 | 始祖は、石冑。高麗期1147年中国から渡来?高麗時代の文臣。反乱鎮圧に功あり。(高麗貴族、名門両班) | |
** | 沔川卜氏 | 始祖は、卜智謙。高麗建国の功臣。唐の翰林学士 卜筮学士が乱を避けて渡来と称す。(高麗貴族) | |
** | 軍威方氏 | 669年唐から新羅に渡来した唐朝 翰林学士 千慶、月峰 方智が始祖。8代方雲が高麗建国の功臣(高麗貴族) | |
** | 高霊朴氏 | 始祖は、朴彦成。新羅景明王の第二子(新羅王族) | 39,239 |
** | 瑞山柳氏 | 始祖は、高麗明宗期(1171-1197)の柳成澗。金紫光録大夫政堂文学参知政事。瑞寧府院君に封じられる(高麗貴族) | |
** | 星州都氏 | 始祖は、漢武帝期の臨蔡候都稽と称す。AD20年高句麗に移住し、子孫の都陳が高麗建国の功臣が星山府院君に封じられ星州都氏を称す。(高麗貴族) | |
** | 咸平魯氏 | 始祖は、江華魯氏の始祖と同じ魯啓。新羅時代に中国から渡来と称す。名は高麗時代に現れる(高麗貴族) | |
** | 海平金氏 | 始祖は、高麗建国の功臣。金萱述。海平君に封じられる。金閼智の末裔と称する。(高麗貴族、新羅王族) | |
** | 順天金氏 | 始祖は、金亜新羅王族祖金閼智の子孫で平陽君(後の順天)に封じられる。(新羅王族) | |
** | 開城王氏 | 始祖は、王国祖。中華皇帝軒轅氏の17世孫が朝鮮に渡来し平壌に定住した。その子孫が箕子朝鮮の時代に王姓をうけた。その間に申、車姓などに分岐する。高麗初代王王健は、開城王氏出身。李成桂が、威化島回軍で高麗を乗っ取り滅亡させると高麗王族虐殺を始めたため、その子孫は玉、琴、田、全、金などの姓に変え隠れながら血統を守った。(高麗王族) | 2.0万人 |
** | 牛峰李氏 | 始祖は、李公靖。高麗明宗期の金紫光祿大夫壁上三韓功臣三重大匡門下侍中。岑城府院君に封じられ牛峰に住む。(李完用の本貫) | 20,525 |
** | 徳水李氏 | 始祖、高麗の神虎衛中郎将李敦守。李舜臣の出自、高麗時代の武臣の出身。 | 50,486 |
** | 驪州李氏 | 始祖を李仁徳・李洗浄・李允綏とする3派ある。高麗時代の官僚の出身。 | 71,711 |
** | 尚州金氏 | 始祖を金需とする。新羅敬順王の子孫とするが不明。高麗時代の官僚の出身。 | 13,627 |
** | 彦陽金氏 | 始祖は、金鐥。新羅敬順王の七男の彦陽君。7世孫金就砺が高麗時代に彦陽君に封じられている。 | 38,383 |
** | 海州金氏 | 始祖は、金士廉・金헌。2系統ある。新羅敬順王の子孫とする。 | 5,864 |
** | 恩津金氏 | 始祖は、金전개。1553年に文科に合格。 | 230 |
** | 扶餘徐氏 | 始祖、徐隆。百済最後の王義慈王の太子で唐に連行され、唐太宗に徐姓を賜り、後に帰ってきたと称する。はっきりするのは高麗の徐存が太原君に封ぜられてから。 | 14,312 |
** | 白川趙氏 | 始祖、趙之障・B北宋太祖第二子趙徳昭(自殺した事になっている。)の子が高麗に渡来。白川に至り、高麗の官僚になったとする。 | 66,155 |
** | 平壤趙氏 | 始祖、趙椿。高麗から南宋へ行き南宋の将軍として金と戦ったと称し、南宋から戻ってきた子孫が高麗忠烈王期に平壌府院君に封じられ平壌に住んだとする。 | 41,047 |
** | 林川趙氏 | 始祖、趙天赫。北宋太祖の孫、趙惟吉の五男。979年乱を避けて高麗に渡来。扶余郡林川面に住んだとする。契丹との戦いで功あり。 | 11,040 |
** | 咸従魚氏 | 始祖、魚化仁。南宋の文官。高麗明宗の1195-1197年頃に渡来。 | 13,321 |
** | 宝城呉氏 | 始祖、呉賢弼。1216年契丹との戦いで功を治め宝城君に封じられる。海州呉氏呉賢輔の三弟。 | 59,914 |
** | 豊山洪氏 | 始祖、洪之慶。1242年文科に合格。高麗官僚。 | 36,420 |
** | 竹山朴氏 | 始祖、朴奇悟 新羅54代景明王の四男の息子。高麗初の功臣。桂林君に封じられたのち竹山伯になる。 | 53,489 |
** | 江華崔氏 | 始祖、崔益厚。慶州崔氏崔致遠の子孫で高麗時代の四服使小警。 | 14,557 |
** | 黄主邊氏(黄州) | 始祖邊呂。中国宋の人で宋が滅んだとき高麗に亡命。高麗高宗時に上将軍。 | 6,848 |
** | 泗川睦氏 | 始祖睦孝基。高麗時代の豪族。 | 8,181 |
** | 木川尚氏 | 始祖尙國珍。後三国時代、高麗が後百済を滅ぼすと百済再興の為に戦い、高麗王王健に象姓に変えられる。その子得由が1059年が高麗官僚となり尚姓を回復する。 | 2,293 |
** | 幸州奇氏 | 始祖、奇友誠。箕子49世孫を称する。百済の官僚。高麗時代の高官、奇純祐を一世祖とする。 | 21,536 |
** | 温陽鄭氏 | 始祖、鄭普天。高麗の銀青光禄大夫。 | 24,897 |
** | 光州鄭氏 | 始祖、鄭臣扈。高麗期の官僚。 | 15,149 |
** | 奉化鄭氏 | 始祖、鄭公美。高麗10世紀の官僚。高麗時代に官僚を他出。 | 23,173 |
** | 南原尹氏 | 始祖、尹始榮。新羅武烈王(金春秋)期の太子太師、元老。 | 54,263 |
** | 海平尹氏 | 始祖、尹君正。高麗高宗期の高官。 | 26,341 |
** | 漆原尹氏 | 始祖、尹始榮。南原尹氏と同始祖だが途中が不明。 | 54,263 |
** | 咸安尹氏 | 始祖、尹希甫。高麗期の官僚。 坡平尹氏から別れて咸安の反乱を鎮めた功績で咸安伯になったのを起源とする説あり。 | 5,783 |
** | 茂松尹氏 | 始祖、尹良庇。高麗時代の睿宗期の官僚。 | 13,384 |
** | 清州尹氏 | 始祖、尹就。李朝中宗期の鎭海県監。 | 532 |
** | 全州柳氏 | 始祖、柳良자。文化柳氏柳車逹の10世孫。9世孫大将軍柳淳の六男。全州に封じられる。 | 61,650 |
** | 濟州夫氏 | 始祖、夫乙那。耽羅国、建国三神の一。三姓の中では人口は少なく。ほとんど済州島に住んでいる。 | 9,440 |
** | 宜寧玉氏 | 始祖、玉眞瑞。唐から高句麗に渡来した学者。 | 19,368 |
** | 慶州昔氏 | 始祖、新羅四代王昔脱解。倭国東北千里多那婆国の出身とする。 | 7,996 |
** | 慶州薛氏(淳昌薛氏) | 始祖、薛居伯。新羅六部村の村長。 | 27,926 |
** | 安東金氏(新安東) | 始祖金宣平。新羅時代は古昌郡の城主。高麗建国の功臣。高麗王賜姓。始祖を新羅王族にする同じ安東を本貫とする別の金氏が居るため、新安東・旧安東と呼び区別する。(高麗貴族) | 47,702 |
** | 密陽大氏 | 渤海の大祖栄を始祖とするが、怪しい。その数は極めて少ない。 | 492 |
** | 交河盧氏 | 唐の翰林学士盧穂が新羅に渡来、その次男盧塢が、新羅の交河伯に封じられたのを祖とする。盧穂は755年に安史の乱を避けて9人の息子と新羅に渡来し、朝鮮の盧姓はほとんどこの9人の息子の子孫を本貫の始祖としている。 | 53,203 |
** | 豊川盧氏 | 唐から新羅に渡来した盧穂の息子、盧址がおそらく新羅時代に豊川伯に封じられたのを祖とする。ある資料では高麗になっていたが、盧穂の渡来が755年、高麗の建国が918年なので年代に無理がある。 | 39,397 |
** | 光山盧氏 | 唐から新羅に渡来した盧穂の息子、盧垓が光山伯に封じられたのを祖とする。 | 28,355 |
** | 霊山辛氏(寧越辛氏) | 新羅35代景徳王の中国からの渡来人辛鏡。寧越嚴氏の始祖と一緒に渡来したと言われている。霊山・越寧辛氏は別々の本貫とされていたが、現在は同貫の扱いなっている。 | 霊山 83,798 越寧67,489 |
** | 長興魏氏 | 善徳女王の時代に唐から来た八学士の一人魏鏡を始祖とする。 | 28,675 |
二字姓
** | 南陽諸葛氏 | 始祖諸葛珪(諸葛亮の父)とする。新羅13代味鄒尼叱今(262-284)の時代に五世孫が朝鮮に渡来したとする。漆原諸氏、南陽葛氏はここから別れたとする。(諸葛珪の子孫とするならば諸葛均か名が知られていない庶子のひ孫となるが、諸葛亮の孫の諸葛尚が戦死したのが263年、もう一人の孫の諸葛京が江州刺史になったのは280年以降なので年代が微妙。とはいえ諸葛亮の初子が産まれるのは遅い。) | 4,374 |
** | 咸F邉椹 | 始祖南宮元清。周文王の時の南宮障jの後裔と称す。高麗時代の991年南宮元清が大将軍となり、功を為し、咸悦に封ぜられた。 | 18,703 |
** | 南原獨孤氏 | 始祖獨孤信 中国河南から高麗に渡来した学者の末裔。 | 452 |
** | 晋州東方氏 | 中国系。 | 98 |
** | 済南東方氏 | 中国系。 | 176 |
** | 安陰西門氏 | 始祖西門橝。中国梁の出身。元代に高麗恭愍王妃と共に高麗に来た。 | 1,852 |
** | 太原鮮于氏 | 箕子朝鮮時代にさかのぼり朝鮮の鮮と于山国の于を取って鮮于としたとあるが疑わしい。鮮于仲の孫、高麗文宗期の中書注書鮮于靖を始祖とする。 | 3,547 |
** | 永川皇甫氏 | 始祖、皇甫鏡。高麗建国の功臣皇甫能長を祖とする。李朝初期の領議政皇甫仁を一世祖としている。その後政変でバラバラになり、290年後に名誉回復し復帰している。 | 8,877 |
** | 孝令司空氏 | 始祖、司空圖。晋の官僚を祖。唐代に新羅に渡来したとするが詳細不明。高麗時代に官僚を排出している。 | 2,664 |
日系?
** | 岡田氏 | 2000年12世帯51人。日系か? | 51 |
** | 網切氏 | 始祖、網切一郎。通称「きのこ博士」1世帯10人。日系ハーフ。1970年に帰化。 | 10 |
** | 小峰氏 | 18世帯274人。日系か? | 274 |
** | 魚金氏 | 1本貫、21世帯51人。(詳細不明) | 51 |
** | 長谷氏 | 17世帯52人(日系か?) | 52 |
系列分類
- 新羅系
新羅王族
1代朴赫居世- … - 53代神徳王 -+ 54代景明王-+-朴彦沈[長男](密陽朴氏) | +-朴彦成[次男](高霊朴氏) | +-朴彦信[三男](咸陽朴氏) | +-朴彦立[四男]-朴奇悟(竹山朴氏) | +-朴彦昌[五男]-(11代略)-朴侶(尚州朴氏) | +-朴彦華[六男](全州朴氏)-(4代/8代略)-朴進昇(務安朴氏) | +-朴彦智[七男]-朴英規(順天朴氏) | +-朴彦儀[八男](月城朴氏) +- 55代敬哀王
金閼智(慶州金氏)-(4代)-+-金仇道-金未仇-17代奈勿王- 29代武烈王(金春秋)(a) +-13代味鄒王
…+-金均貞-45代神武王-46代文聖王(c)+-(5代略)-(b) ?… -權幸(安東權氏) ?… -金暹漢(延安金氏) ?… -金(順天金氏) ?… -金萱述(海平金氏)
(a)金春秋 - (4代略)- 金周元(江陵金氏) …+-金憲貞-…-49代憲康王-金興光(光山金氏)
(b)56代敬順王(最後の新羅王) 敬順王-+金太一 [長男] +梵空[次男] - 金雲發(羅州金氏)46,420 +金鳴鐘[三男](慶州金氏) +金殷説[四男](慶州金氏) +金叔承(旧安東金氏) +…+----金仁軌(慶山金氏) +---(4代略)-金時興(金寧金氏) 他多数。 +金錫[五男](義城金氏) +金鍵[六男](洪州金氏) +金鐥[七男](彦陽金氏) +金錘[八男] -金渭翁(三陟金氏) +金徳摯[九男](蔚山金氏)
(c)46代文聖王-…-金宣弓(善山(一善)金氏)
第4代昔脱解(慶州昔氏)(希少)
伽耶王族
首路王-+-(金海伽耶王)-(新羅に降伏)…(金海金氏) +-許氏--+-…-----許琰(首路35世孫)(金海許氏) +-…-許宣文(首路30世孫)(陽川許氏)
- 新羅六部
沙梁部(高墟部)… 慶州崔氏、全州崔氏崔均系、江陵崔氏、江華崔氏
漸梁(牟梁)部(大樹部) … 慶州孫氏
本彼部(干珍部)… 慶州鄭氏
漢祇部(加利部)… 慶州羯瓠∪噂羯瓠並召遼楷咾煉羯瓩眛荏弔箸垢襦)
習比部(明活部)… 慶州薛氏(淳昌薛氏)
- 新羅官僚
新羅時代中国系
水原白氏、文化柳氏/延安車氏、咸安趙氏、昌原黄氏、平澤林氏、利川徐氏、宜寧南氏(英陽金氏)、長水黄氏、延安李氏、平海黄氏、寧越嚴氏、霊山・寧越申氏、羅州丁氏、安東張氏、溫陽方氏、軍威方氏、咸平魯氏、孝令司空氏、宜寧玉氏(高句麗)、星山呂氏など
- 百済系
官僚系:旌善全氏、天安全氏、幸州奇氏
- 高句麗系
渤海王族:密陽大氏(きわめて希少)
武将:晋州姜氏
中国系:星州都氏
- 高麗系
建国功臣:坡平尹氏、清州韓氏、安東權氏、仁同張氏(中国系)、平山申氏、安東金氏、南平文氏、南陽洪氏(中国系)、文化柳氏/延安車氏(中国系)、咸安趙氏(中国系)、江陵崔氏、全義李氏、陽川許氏、豊壌趙氏、善山(一善)金氏、原州元氏、星州羯瓠安東張氏(中国系)、星山李氏、永川皇甫氏(中国系)など
官僚系:極めて多い為略。
- 高麗時代中国系
- 耽羅国(済州島)系
高乙那…濟州高氏
梁乙那…濟州梁氏、南原梁氏
夫乙那……濟州夫氏(希少)
- 李氏朝鮮時代
日本系:金海金氏(金忠善(沙也可)系)
2006年06月27日(火) 00:15:20 Modified by crescent_castle