鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は4日、市役所であった仕事始め式で約3分間あいさつし「今後は私のやり方を加速する。命令に従わない職員は辞めてもらいます」と述べた。
式には職員約50人が出席した。新聞各社の取材は2009年の仕事納めと同様に拒否した。出席者によると、竹原市長は「今の市の状況で、給料が上がらないと言う職員はいらない。私がやることは国がまねします」などと語った。
また、1日付のブログでは「今年は激動の年になります。阿久根市政に革命をおこします。これからの作業に比べれば、これまでのものは児戯です」と記載。「革命には多くの苦労と、おそらく血も涙も伴います。全(すべ)てを乗り越えます。私は、これからの作業に全てを賭けようと思います」と宣言した。