全国最年少　１３歳中学生を大麻所持容疑で摘発

　兵庫県警少年育成課は７日までに、乾燥大麻を自宅などに隠し持っていたとして、大麻取締法違反の疑いで神戸市の中学２年生２人を含む少女３人を逮捕した。同課によると、３人はいずれも「自分で吸うために持っていた」と認めている。

　同課は６日、同法違反の疑いで別の中２の女子生徒（１３）を補導し児童相談所に通告。過去１０年間で全国最年少の摘発という。

　中学生１人は「昨年８月から始めた。ほかの友達とも一緒に吸っていた。知り合いから譲ってもらった」と供述。同課が詳しく調べている。

　逮捕されたのは別々の市立中に通う同市長田区と須磨区の生徒＝いずれも（１４）＝と同市兵庫区の店員の少女（１６）。

　店員と長田区の生徒の逮捕容疑は６日、それぞれの自宅で乾燥大麻１・５グラムと０・５グラムを所持していた疑い。いずれも現行犯逮捕で吸引器も持っていた。

　須磨区の生徒は４日、長田区の生徒、１３歳の生徒と３人で共謀して微量の大麻を所持していた疑い。３人は同日、長田区の生徒宅で吸っていたという。

　長田区の生徒が通う中学の校長は「変わった様子はなく気付かなかった」と話し、須磨区の生徒の中学では「２学期に体調不良で休むこともあったが、問題行動はなかった」と話している。

（2010年1月7日20時41分  スポーツ報知）

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