ＮＨＫドラマ「大仏開眼」のクランクアップで会見した（左から）浅野温子、石原さとみ、國村準

　今年４月放送予定のＮＨＫドラマ「大仏開眼」（全２回）が６日、クランクアップを迎え、石原さとみ（２３）らキャストが会見した。昨年１０月の撮影開始から約３カ月。この日のロケ地となった奈良県奈良市の大極殿正殿は、平城遷都１３００年にあたる今年、平城京跡地に復元される建造物で、撮影のため特別に完成前に開放された。聖武天皇の子息で、のちの孝謙天皇となる阿倍内親王を演じた石原は「誰も入ったことがない場所で、しかも本格的な衣装で最後に撮影できて嬉しい」と興奮。「１３００年前の内親王もこんな景色を見ていたのかな、と考えながら演じました」と笑顔をはじけさせた。

[ 2010年1月7日付 ]