新春恒例の茶道裏千家「初釜式」始まる
(10/01/07)
新春恒例の茶道裏千家の初釜式が、けさから始まり、千宗室家元が京都の政財界の代表者らを千宗室家元がもてなして新年の挨拶を交わしました。
雪がちらつく中、けさ、上京区の今日庵には、
雪がちらつく寒さの中、京都府の山田知事や京都市の門川市長、前原国土交通大臣ら、京都の政界などの招待客らが次々と訪れました。
午前9時、国の重要文化財に指定されている茶室「咄々斎」に第一席が設けられ、ことし初削りの茶杓を使用して千宗室家元がお手前を披露しました。
床の間には、寅年にちなんでかけられた寅年生まれの裏千家3代家元玄伯宗旦の「龍虎」がかけられ
新春ムードが漂う中、正客の千宗左表千家家元から招待客らへ順に濃茶を飲みまわして、なごやかに
新年を祝っていました。
初釜式は今月13日まで行われ、文化人や寺社関係者およそ3000人が招待されます。