岡山放送局

2010年1月6日 20時39分更新

高速とJR 年末年始に明暗


年末年始の期間中、県内の高速道路は料金の割り引きなどの影響で交通量が大幅に増えた一方、JRの新幹線と特急の利用者は前の年より減少し、明暗が分かれました。

西日本高速道路によりますと年末年始の期間中、県内の高速道路の交通量は料金の割り引きなどの影響で前の年に比べて大幅に増えました。

このうち山陽自動車道の岡山ジャンクションから倉敷ジャンクションの間では前の年より6点6%増え、中国自動車道の津山インターチェンジと院庄インターチェンジの間では14%増えたということです。

一方、JR西日本岡山支社によりますと年末年始の12日間にJR岡山駅を発着する新幹線と在来線の特急を利用した人は185万2000人で、前の年の同じ時期を6パーセント下回りました。
これは岡山支社に資料が残っている過去9年間のなかで最大の下げ幅だということです。

このうち新幹線の利用客は先月25日から31日までの帰省期間は、前の年より6パーセント少ない88万1000人、今月1日からきのうまでのUターン期間は前の年より5パーセント少ない77万5000人となっていて、高速道路の料金の割り引きなどで利用者が減ったとみられています。