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近鉄、ノッポビルで国宝展示…16階に美術館併設へ近畿日本鉄道は2014年春に開業する日本一高い60階建てのビル「阿部野橋ターミナルビル」(大阪市阿倍野区)の16階に、国宝や重要文化財を展示できる美術館を設ける。国宝の展示には耐震性や防犯などの厳しい条件が求められるため、複合施設が入居する高層ビルでは非常に珍しい。貴重な文化財を鑑賞できるようにすることで、上質な文化を発信する街づくりの核にしたい考えだ。 国宝を展示するには、文化庁が定める「公開承認施設」として認められる必要がある。温度、湿度の最適な環境を維持し、耐震、耐火や防犯設備などの条件を満たさなければならない。5年間で重要文化財を3回以上展示する「経験」も必要だ。阿部野橋ターミナルビルには不特定多数の客が出入りする百貨店も入居するため、条件はさらに厳しくなる。 近鉄は搬入や災害時の避難のため、美術館専用の直通エレベーターを設けるほか、温度や湿度をビルの集中管理とは別に調整できるようにして実現する。一方で、屋上庭園も併設して眺望も楽しめるようにする。コストはかさむが、多くの人を集めて、ビルの付加価値を高める狙いだ。 近鉄グループは1960年に開いた「大和文華館」(奈良市)に江戸時代の また、美術館の運営のため、競売会社、サザビーズ北米本社副会長の蓑豊氏(68)を迎え入れる。蓑氏は金沢21世紀美術館の初代館長や大阪市立美術館長を務め、美術館改革に実績がある。 近鉄は地元の小学生らを招待したり、夜間の開館時間を長くしたりして、新時代の美術館を目指す。 (2010年1月4日 読売新聞)
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