米国で計画の「エコ埋葬」、遺体をアルカリ加水分解

2009年 12月 2日 13:57 JST
 

 [バンクーバー(加ブリティッシュコロンビア州) 1日 ロイター] リサイクルダンボール製のひつぎや、土壌に染み出す防腐剤を使用しないなど、環境に配慮した埋葬方法に注目が集まる中、米ペンシルべニア州ピッツバーグの葬儀会社が、遺体をアルカリ加水分解するサービスの開始を計画している。

 現在では米国人の3分の1、カナダ人の半分以上が選択する火葬は、使われる天然ガスや電気の量が多く、二酸化炭素やダイオキシンを排出したり、遺体の歯に詰め物が使われている場合に水銀蒸気が発生する問題もある。

 マシューズ・インターナショナル(MATW.O: 株価, 企業情報, レポート)が来年1月からフロリダ州の葬儀場で始めようと計画しているアルカリ加水分解の方法では、火葬に比べ使う天然ガスの量を10分の1に減らし、電気の量も3分の1に抑えることができるという。また、排出される二酸化炭素の量は90%削減でき、水銀蒸気が発生することはない。

 この方法は、実験動物の処理などに使われてきたが、導入コストがかさむことや、一部の地域では法改正も必要となることなどが、商業的利用の障害となってきた。

 また、米国の一部の地域では、カトリック教会が「人間の遺体を処理する方法としては、敬意に欠ける」として、反対を表明している。

 
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