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倒産情報(速報)

公開日:2009.05.19
情報部
負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

日本総合企画(株)

民事再生開始申立
[東京]  商業ビル賃貸管理
負債総額  約 150億 円
TSR企業コード:29−193939−2

 日本総合企画(株)(小平市美園町2−2−18、設立昭和57年10月、資本金9500万円、銭場茂社長、従業員18名)は5月18日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立てた。

 申立代理人は片岡剛弁護士(千代田区麹町1−6−9、平河総合法律事務所、電話03−3261−1411)ほか。

 監督委員には小林克典弁護士(千代田区麹町4−2−1、麹町パートナーズ法律事務所、電話03−3234−2941)が選任されている。

 負債は約150億円。

 同社は昭和57年10月に設立。商業ビルを中心としたビルの賃貸管理及びサブリース事業を主体とするほか、不動産の企画管理、コンサルタント・マネジメントなどの事業を展開。取扱物件は鉄道の駅周辺が多く、自社賃貸ビル、サブリース受託ビル、企画管理ビルは100カ所以上。平成17年には大型のサブリース物件である「アクア木更津」(旧木更津そごうが入居していたビル)をオープンさせるなど積極的に事業を展開、20年3月期の年商は約55億5400万円を計上していた。

 しかし、不動産市況の低迷から業況が急変。需要の減退から案件が減少するほか、資産価値の下落や多額の金融債務が重荷となるなどで、経営状態が悪化。このため、不良資産の売却等の各種合理化に努めていたが、今後の資金繰りのめどが立たず、今回の措置となった。

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