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2009年12月 |
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セコムトラストシステムズ株式会社
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セコム 「SHA-2」対応 次世代ルート証明書リリース
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セコムトラストシステムズ(以下、セコム)は、SSLサーバ証明書の安全対策強化を目的に、次世代暗号技術のデファクトスタンダードとなる「SHA-2」ハッシュ関数アルゴリズムを採用したルート認証局(注1)を構築しました。
セコムは、インターネット上の改ざん・成りすましなどを防止する認証やデジタル署名に使用する電子証明書発行サービスを提供しています。サービス基盤として、今回「SHA-2」ファミリー「SHA256」の採用により、セコムのSSLサーバ証明書「セコムパスポートfor Webシリーズ」の信頼性は更に高まり、その証明書の普及はインターネットの安全対策に大いに貢献できるものです。
(注1) |
SSLサーバ証明書の信頼の拠り所となる認証局。ルート認証局の証明書は、ブラウザ等に搭載され、安全なWebサイトであることを確認できます。
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「SHA-2」今後の展開
米国の国立標準技術研究所(NIST)は、インターネット上のデータ通信におけるSSL/TLS通信で用いられる暗号技術について、2010年末までに、より安全性の高い暗号技術への移行を推奨しています。
移行対象の暗号技術のうち、SSLサーバ証明書の署名で用いられるハッシュ関数については、現在のデファクトスタンダード「SHA-1」アルゴリズムから、より強固な「SHA-2」ファミリーへの移行が促進され、鍵長については2048ビット以上の対応が行われることとなります。
セコムはNISTや各アプリケーションの対応状況も鑑み、ドコモの2009年度冬春モデルを皮切りに、PCや携帯/スマートフォンブラウザをはじめ、各種組込み機器に対して「SHA256」ハッシュ関数アルゴリズムを採用したルート証明書「Security Communication RootCA2」(鍵長2048ビット)を搭載することにより、安全な認証サービス基盤を確立し、インターネットにおける更なる安全を提供して参ります。
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「Security Communication RootCA2」
(SHA-256ハッシュ関数アルゴリズム)対応環境(2009年11月末現在)
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ドコモ 2009年度冬春モデル7機種
・F-01B、F-02B、F-03B、F-04B
・P-01B、P-02B、P-03B
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Microsoft Windows
・November 2009 Root Update
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Opera
・Opera 9.5以上
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Sun Java
・Java 2 Platform, Standard Edition (binary version) 5.0 Update 22
・Java Platform, Standard Edition (binary version) 6 Update 17
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お問い合わせ:
セコムトラストシステムズ株式会社 営業推進グループ
sts-info5@secom.co.jp
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