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2010年1月5日(火) 19:15 |
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遺体は丸亀市内に住む86歳の女性
5日朝、香川県丸亀市にある造船所の駐車場で、両腕と右足がない女性の遺体が見つかった事件で、遺体が丸亀市内に住む86歳の女性と確認されました。 警察が死体遺棄の疑いで調べています。
5日午前7時頃、丸亀市昭和町にある今治造船の駐車場で、出勤して来た関連会社の社員が、駐車場に横たわっている遺体を見つけ警察に通報しました。 丸亀署が調べたところ遺体は60歳から80歳くらいの女性で、両腕と右足がありませんでした。 上半身は裸で、うつぶせの状態で見つかり、セーターや肌着が遺体の近くにありました。 その後の警察の調べで、女性は丸亀市前塩屋町の喜多サカヱさん(86歳)とわかりました。 喜多さんは去年末から行方がわからなくなり、家族から捜索願いが出ていたもので、5日午後、次男が立ち会って身元を確認しました。 捜査にあたっている丸亀警察署のこれまでの調べでは、遺体は最近になって捨てられた可能性が高いとみられています。 この会社は12月29日から4日まで、年末年始の休みでした。 この間、駐車場は遺体が発見された場所から北東に740メートル離れた出入り口1ヵ所だけが開いていて、一般の車が自由に出入りできる状態だったということです。 警察では、遺体遺棄事件とみて午後4時から遺体を司法解剖し、死因を調べています。 喜多サカヱさんは一人暮らしで、近所に長男が住んでいました。 長男の話では先月29日までは家に灯りがついていたということで、次男が先月30日の午後3時頃と夜に家を訪ねましたが、いなかったため警察に捜索願いを出したということです。
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