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箱根駅伝 映画が追い風、マラソン復活につなげられるか

2010年01月06日10時00分 / 提供:ゲンダイネット

ゲンダイネット
「今回は予選会から沿道にたくさんの人たちが来て応援してくれ、びっくりしました」
 と駒大のエース宇賀地強(4年)は目を丸くしていた。正月の人気スポーツ箱根駅伝が例年にもまして世間の注目を集めている。レース自体のおもしろさもあるが、箱根駅伝を扱った映画「風が強く吹いている」が秋の公開からヒットを続け、「是非ともホンモノも見てみたい」と、若者を中心にそれまで興味も関心もなかった人たちがこぞって目を向けはじめているからだ。
 発端はフィクションでも、競技が注目されるのは日本陸上界にとって朗報のはず。ところが、ある関係者は「陸上界そのものに風が吹いているわけじゃない」とこう言うのだ。
「昔は瀬古利彦や谷口浩美のように、箱根駅伝からマラソンに転向するのが常道でしたが、今の選手たちはトラック競技の延長線上に箱根駅伝を捉えている。箱根が盛り上がったとしても、長期低迷中の男子マラソンの底上げになると期待するのは早いんです。有力選手が箱根に集中するあまりバーンアウト(燃え尽き)してしまうこともあるし、企業の方でも故障リスクの高いマラソンより、企業名をつけて駅伝で走ってくれれば良いというところが増えている。箱根人気が駅伝偏重を呼び、男子陸上をゆがめている部分もあるかもしれない」
 その箱根駅伝すら地盤沈下しているという見方も。ある有名大学の監督はこう言っていた。
「今回は選手たちにタスキの重さ、仲間を信じることの大切さをミーティングで説きました。何年ぶり?いや、初めてかもしれない。駅伝という競技について、よく理解していない選手が増えているんですよね」
 箱根への追い風が、関係者をすり抜けて吹いている。

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関連ワード:
箱根駅伝  風が強く吹いている  

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