王者がスパー回避…内山陣営肩透かし
初防衛戦に向け練習するWBAスーパーフェザー級王者のファン・カルロス・サルガド
Photo By 共同 |
WBA世界スーパーフェザー級王者ファン・カルロス・サルガド(25=メキシコ)が挑戦者の内山高志(30=ワタナベ)陣営に肩透かしを食らわせた。
11日のタイトル戦を前にした4日、都内のジムで練習を公開したが、スパーリングは行わずにシャドーとサンドバッグ打ちで切り上げた。関係者は「スパーリングのパートナーがいないから」と説明したが、渋い表情だったのは内山の所属するワタナベジムの渡辺会長。「軽めでもいいから生で見たかった」。入手したビデオはデビュー当時のものばかり。昨年10月、ホルヘ・リナレス(帝拳)から王座奪取した試合もわずか73秒でTKO勝ちしており、あまり参考にはならない。それだけに渡辺会長は「もっと振り回すと思ったけど、きょうはコンパクトだった」と警戒を強めていた。
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