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Memo05

最高裁・司法トリビア その1

 

★★裁判官の一日とは★★

日本の最高裁判事の平均的な一日は、だいたい次のようになる。
午前9時前、迎えの公用車で出発。最高裁に到着すると、約70平方mの自室に向かう。皇居に面した窓は二重ガラス。法廷や審議などのほかは、だいたいここにこもりきりになる。午後5時に退庁。帰宅後や休日も、自宅で記録を読むことが多い。
こうした「かごの中の鳥」のような生活の結果、歩くことが極端に少なくなる。80~89年に在任した伊藤正己氏は「10年間に新しい靴を求めたのは、儀式用の特別の靴だけであった」と回想している。最近は「健康のため」といって電車で通勤する判事や、弁護士時代から続く法律家以外とのつきあいを絶やさないように意識している判事もいる。


★★ギフトショップがある? ない?★★

米国の連邦最高裁内のギフトショップには、最高裁の建物が描かれたコースターやマークの入った文房具、多くの重要判例を残したジョン・マーシャル第4代長官の肖像画の入ったネックレス(145ドル)などが売られている。
日本の最高裁内にはコンビニのam/pmがある。ちなみに、最高裁の関連グッズは売っていない。


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