私の過去のメンズ話し
私が19歳のころに
少し好きだった彼がいた。
高学歴に高身長…
そこまで
高収入じゃなかったみたいだったから
三大高には及ばず…(笑)
ルックスは結構好みで
頭がいいから
会話も楽しかった。
体の相性も
当時はすごくよかったし
お互い好意をも
っていたからなーんとなく
付き合ってはいないけど
当時は
毎日連絡をしょっちゅうとって
3日に一回位会って
買い物したり
プリクラ撮ったり
ドライブしたり
当時流行った
ハニカミデートちっくに…
彼が仕事が終わった後か
休みの日に
ビデオカメラを持ち歩きながら
よくデートをしていた。
彼は
『先輩にいわれたよ
最近オンナに
うつつをぬかしすぎなんじゃないの?ってさ笑
確かにそうなんだよな~ぁ』
って笑っていた。
彼は物凄く頭がよくて
全てにおいて頼れた。
自分に自信満々な
昼も夜も全てにおいて
超ドS
な男性だ。
まだその頃私は
Mでいる事に快感を感じて
やっているときには
かっこいい彼に
首をしめつけられながら
やっているのが
めっちゃめちゃ
快感でたまらなかった。
でもよく喧嘩をした。
彼は
自分が高学歴なのを
過去の栄光にひたりすぎていて
すぐ私を馬鹿にして
オンナという生き物を差別化する。
最悪な性格な男なのだ。
けれどなんだかんだ
半年は
恋は盲目
…
喧嘩をしながらも
日に日に好き度は増した
今から五年前…
生理が10日位予定日より遅れている…
妊娠したこともなかったし…
危険日とやらも正直
知識がなくて
友達や親に詳しく聞いた…
日にちはピタリと当たっていた…
五年前の大晦日だった。
もし妊娠していたら
彼の事は好きだから産みたい…
恐る恐る親友とドラッグストアで
人生はじめて
妊娠検査の商品を買った。
もし検査結果で
子供ができていたら
彼は何というのだろう…
彼に電話をした。
『あのね、生理が
予定日より
もう10日以上こないの
妊娠しているかもどうしよう。』
…彼は何て言うのか
…
二十代後半の彼は
子供がいてもおかしくないし…
すかさず…
『本当にオレの子供なの
?
他の男とだろ?
もし妊娠してたなら
産んでDNA鑑定してもらって
本当にオレなら
認知してやってもいいけど
それまでは知らないから』
ふざけるな
他の男なんていないし
有り得ない
百年の恋も覚めた
なんてカッコ悪いセリフ
当時
3流店に
在籍の歌舞伎町ホストの
ナンバーワンだった
自称慶応大学卒業の
当時27歳
現在33歳
今までみたことない
最悪な男だ。
店ではどんな
ツラさげて営業してるんだかしらないが
三流店の店じゃ
たかがしれている。
もし妊娠していたら産みたくない。
訴えてやる勢いだ。
不安と
はじめての
妊娠検査チェックに戸惑いながら
友達と喫茶店に入りトイレに駆け込んだ。
友達は
この妊娠検査チェックアイテムを経験済みで
詳しく教えてくれた。
ドキドキ待つ数分間……
結果は…
マイナスの記号
妊娠はしていなかった
翌日生理はきた
最悪な男との子供は授からなくて
正解だと
神様から教えてもらった気がする
この正月休みに
久しぶりに彼と電話をした
昔にくらべて
固定観念に
更に磨きがかかり
いい歳こいて
相変わらず生意気だ。
一生3流店に居座り
ナンバーワンにもなることすら
私が激怒してから何故だか(笑)
長年あれからなれていない
オツボネホストだ(笑)
若きながらにそれから
イ○ポになり下半身も
使い物にならない癖に
『オンナなんて金【客】か
やりたいときしか必要ない』
なんて武勇伝のように言っていた(笑)
呆れたから
充電が切れたふりをして
会話の途中に電話を切った。
くだらない
下半身も使えない
ろくでなしと会話をしても
ムカつくどころか可哀想に
同情したくなる。
私は今でも
素晴らしい栄光と実績を
今も持ち続け決して
私にそれを絶対に話さない
自慢しない
女性を大切にする
偉大な男がずっと…
ずっとね…
まぶたを閉じればいつもいる。
その人の
笑顔がみたくて…
声がききたくて…
肌に触れたい…
私を置き去りに
しないで
ちゃんと繋がっている事だけは
誰にも知られたくないままの
あなたと私でいれられるならば
それが何よりの私の小さな幸せ
アイタイ…
アイタクナイ?
何年もの謎の迷路に私達は迷い込んだ。
私ははじめて人間に
【愛され続けて欲しい】
と
願ってしまったのだから…