岡山放送局

2010年1月5日 18時4分更新

美作市の武蔵武道館で鏡開き


剣豪・宮本武蔵の生誕の地ともされている美作市の大原で、5日、剣道教室の子供たちが剣道の上達を願って今年の初稽古を行いました。

宮本武蔵にちなんで建てられた美作市大原の武蔵武道館には地元の剣道教室に通う子供たちや指導者などあわせて30人が集まり、初稽古が行われました。

はじめに武蔵武道館の田原弘徳名誉館長が「ことしも剣道を通じて心と体を鍛えて文武両道を目指してください」とあいさつしました。

この後、子どもたちは、今年初めての稽古に取り組み、寒さを吹き飛ばすように道場いっぱいに元気なかけ声を響かせながら打ち込みやかかり稽古などに取り組んでいました。

稽古のあとには保護者らが汁粉の準備をしていて、子供たちはお餅を食べながら剣道にかける今年の決意を新たにしていました。

参加した子供たちは「今年最初のいい練習ができました。今年は個人戦で優勝したいと思います」と話していました。