千葉県銚子市の銚子漁港で5日、新年行事の「漕出(こいで)式」が行われ、地元漁船が大漁旗をなびかせながら今年初めて海へ繰り出し、1年間の安全操業と豊漁を祈願した。
漕出式では、銚子市漁協所属のまき網船団や底引き船などが次々と出港し、利根川河口で旋回を繰り返したり、河口付近の漁業の神「川口神社」の前で海にお神酒を注ぐなどの儀式を行った。
銚子漁港の魚市場は、昨年の年間水揚げ量が22万3739トンで、4年連続日本一を達成した。