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【平成21年9月16日更新】

個人輸入ダイエット薬による健康被害(疑い)について

「MDクリニックダイエット」と称する製品の服用による健康被害(疑い)の発生について
概要
 7月初旬にインターネットを利用して海外(タイ)から個人輸入により購入したダイエット製品を市民(10代女性)が服用したところ、健康被害が疑われる症状を呈したため、8月下旬に患者の家族から相談が寄せられました。
 患者から提供を受けたダイエット製品を保健所で検査したところ、一部の製品から国内では医薬品として承認されていない成分(シブトラミン)を検出しました。
 なお、「MDクリニックダイエット」と称する製品については、すでに他自治体から健康被害事例が公表されています。
健康被害(疑い)の状況
 7月2日頃から服用を開始し、服用2〜3日後から、食欲不振、吐き気、めまい、頻脈、発汗などの症状が現れ、7月6日に市内の医療機関を受診。
 医師の指導によりダイエット製品の服用を中止し、その後、数回通院治療を行い、現在、体調は回復しています。
 なお、本市においては、現在までに当該患者以外に健康被害(疑い)の届出はありません。
製品の概要
製品名: 「MDクリニックダイエット」と称して販売されたもの
形  状: カプセル剤(2種)及び錠剤(4種)(4週間分1セット)
服用量: 昼食10分前 各1錠(CAP)(計2種)
夕食10分前 各1錠(CAP)(計2種)
就寝前    各1錠(計2種)
MDクリニックダイエット MDクリニックダイエット
(No.2及びNo.3から医薬品成分を検出) (昼食10分前)
MDクリニックダイエット MDクリニックダイエット
(夕食10分前) (就寝前)
MDクリニックダイエット  
(購入時の同封文書)  
検出された医薬品成分
カプセル剤2種から、シブトラミンを検出しました。
○シブトラミンについて
国内では医薬品として未承認である。(海外では医薬品としての承認がある。)
  (適  応: 肥満症の治療)
作  用: 中枢性食欲抑制作用
副作用: 血圧上昇、心拍数増加、頭痛、口渇、便秘、鼻炎等
用  量: アメリカでは1回10mg及び15mgの用量で承認されている。
市民の方へ
(1)  これら製品の服用により、健康被害が発生する恐れがあります。製品が原因と疑われる症状があらわれた場合には、直ちに服用を中止して、医療機関を受診してください。
(2)  インターネットで海外から購入できる医薬品やいわゆる健康食品の中には、健康を害する成分が含まれていることもあります。
 個人輸入したダイエット用製品を服用することにより、健康被害を生じている事例はこれまでにも多数ありますので、このような製品を購入して服用しないでください。
(3)  上記製品の服用が原因と疑われる健康被害については、前橋市保健所までご相談ください。
関連情報リンク
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お問い合わせ
○問合せ先:保健総務課
○TEL:027-220-5781
○E-MAIL:hoken-soumu@city.maebashi.gunma.jp
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