インターネットで知り合った女子中学生(15)のわいせつ画像を撮影したとして、兵庫県警少年育成課などは5日、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で岡山県津山市の同市立中学教諭、山本健司被告(49)=脅迫罪などで起訴=を逮捕した。「100人ぐらいの女子生徒のわいせつ画像を撮影するなどした」と供述しているという。山本容疑者は女子高生のわいせつ画像をインターネットに流出させると脅したとして先月逮捕された。
捜査関係者によると、容疑は昨年11月下旬、岡山県倉敷市内のホテルで、岡山市に住む中学3年の女子生徒のわいせつ画像を携帯電話のカメラで撮影したとしている。卒業アルバムから男子生徒の写真を携帯電話のカメラに取り込んでなりすまし、「付き合おう」と書いたメールを女子生徒に送信、誘い出したという。
捜査関係者によると、山本容疑者は同様の手口で他の女子生徒に近づいたといい、携帯電話から約30人の少女の画像が確認された。【村上正】
毎日新聞 2010年1月5日 10時06分(最終更新 1月5日 13時03分)