小沢幹事長資金管理団体土地購入問題 東京地検特捜部、大手ゼネコン幹部らから聴取へ
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体による土地購入問題で、東京地検特捜部は、大手ゼネコンの幹部らから5日から一斉に事情聴取する方針。
小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」は、2004年に東京・世田谷区の土地を3億4,000万円で購入したにもかかわらず、翌年に購入したと収支報告書に記載していた。
関係者によると、この購入資金について、元秘書で会計事務を担当していた石川知裕衆議院議員(36)は、特捜部の聴取に対し、「小沢幹事長から4億円を受け取った」と供述しているということだが、小沢幹事長が持っていたとされる資金の元手については、十分に解明されていない。
特捜部はすでに、小沢幹事長の地元・岩手県の公共工事を手がけた大手ゼネコンの幹部らに聴取要請をしていて、小沢幹事長側に、当時献金をしていなかったか確認するものとみられ、資金の元手についての捜査を進めることにしている。
(01/05 11:43)